プロパンガス価格の仕組みを解説!

プロパンガス価格の仕組み

プロパンガスの輸入価格がどのように決まっているのかなんとなくイメージはできるけどという方が多いと思いますが、プロパンガスは都市ガスやガソリンなどと同じように海外からの輸入を頼っており、為替相場や原油価格によって仕入れ価格は毎月変動しています。

ガス会社が基本料金や従量単価を決める基準としているのは【CP(contract price)】と呼ばれる輸出価格です。

【contract price】とは、サウジアラビアアラムコ社の LP ガスのターム契約(長期契約)における輸出価格の方式で、サウジとの直接販売形式に移行してからの輸出価格方式のなかでは、最も長期間継続している価格方式になっていて、価格は世界の市場等を参考に市況を見定めサウジアラムコ社が独自に決定するもので、当月CPは前月末に発表されており、このCP価格を参考にプロパンガス会社は販売価格を決定していきます。

プロパンガスは公共料金ではない

都市ガスは、一定の地域に一つの会社しかないので、公共料金となっています。
一方プロパンガスは公共料金ではなく、プロパンガスは都市ガスよりも前から自由化されていて、自由料金制となっており、ガス販売事業者が自由に料金を決められる事になっています。

自由料金制

自由料金制とは、同じ業界、例えるなら携帯会社などが競争をし、安い料金プランを出したり消費者様にとってより良いサービスを提供し合っていく事を目的とした制度です。
気づいた方もいると思いますが、残念ながらプロパンガス業界では、適正な価格で提供しているガス会社はまだまだ数%しかいないのが現状です。

プロパンガス金額構成

プロパンガスは主に、基本料金と従量単価から計算されており、二部料金制、三部料金制、スライド料金制、複数料金制、最低責任使用料金制などがあります。
家庭で使われる大半の価格設定は、水道や電気のように、使用量に関わらず毎月発生する基本料金と、ガスの使用量から計算される従量料金を組み合わせた形で、二部料金制や三部料金制、またはスライド料金制が主な計算方法となっています。

基本料金には一般的に、ガスメーター、ガスボンベなどの管理費、配送費や人件費、検針作業や保安面の費用が含まれています。(都市ガスよりもプロパンガスの基本料金が少し高いのは、ガスボンベの配送などがあるためです。)
従量単価とは、プロパンガス1.0m3に対する単価になります。

プロパンガスはどのようにして金額が決まるっているのか、金額構成はいくつかのパターンがありますので、一般的な料金プランをご紹介したいと思います。

二部料金制

二部料金制の内訳は【基本料金】と【従量料金】の2つとなっています。
この2つを元にガス料金を算出する料金制で、もっとも一般的でわかりやすい料金制となっております。
従量単価=1.0m3あたりのガスの価格は、ガスの使用量に関わらず一律となります。

ガス会社によっては従量単価に、【原料調整額】を反映することもあります。
この場合、従量単価が毎月変動するよう形になり、原油額によって変動し、その時の一番適正な価格になります。

三部料金制

三部料金制は、二部料金制では基本料金に含まれている【設備利用等料金】等を別に明記した3つの料金から計算されています。
設備利用等料金にはガス消費設備や警報機など各システムの費用が含まれ、項目名はガス会社によって異なってきます。 二部料金制より高いからといって多く払わされているわけではなく、ガス料金以外の費用が計上されている計算方法になります。

スライド料金制

スライド料金制とは、ガスの使用量に応じて従量単価が変動してくるので、ガスを使っているほど安くなっていきます。

従量単価
0.1~5.0m3 420円
5.1~10.0m3 400円
10.1~20.0m3 370円
20.1m3~ 330円

上記のように、使った量により従量単価が変動し、使っていくと単価が下がっていきますが、1つ注意点がございます。
15.0m3使ったから単純に15×370=5,550円とはなりません。
小数点は省略しますが、上記の表を参考に計算すると、
5.0m3までは420円 5~10.0m3までは400円 10~15.0m3までは370円となっているので計算方法は、

5m3×420+5m3×400+5m3×370=5,950円

が合計金額となり400円ほどずれてきますので、ご自分で計算される時は気を付けて下さい。

プロパンガス料金計算方法

プロパンガスは会社によって料金プランがいくつかに分かれていますが、最も一般的な【二部料金制】を例に、ガス料金の計算方法をご説明したいと思います。

従量料金は 従量単価×ガス使用量 で算出できます。
その他に【原料調整費】【市況変動費】【設備利用料】などが加味されている場合もありますが、計算方法は簡単で、従量単価にガスの使用量を掛け、それに基本料金をプラスした額が毎月のガス料金になります。

中には、支払額は検針票や領収書などでわかるけど、従量単価が見当たらないガス会社もあります。そんな毎月のガス代から従量単価を逆算する方法は、プロパンガスの検針票・領収書に載っている合計の請求金額から基本料金を引き、残った金額をガス使用量で割れば、税込の従量単価が計算できると思います。

原料費調整制度

原料費調整制度とは、貿易統計に基づく3カ月の平均原料価格と、基準となる原料価格(基準平均原料価格)との差額(変動額)により、毎月、あらかじめ定められた算定方法によってガス料金1.0m3あたりの単位料金【基準単位料金】を調整します。
原料価格の算定時期とガス料金への反映時期は、原料価格の3カ月平均値を、中2カ月の間隔をおいて、次の1カ月分のガス料金に反映します。

二部制などのガス料金は、基本料金と、従量単価にガスの使用量をかけたものになりますが、原料費調整制度の計算式は、ガスの基準単位料金に、原料調整による加減算を加えたものが単位料金(従量単価)となります。

原料価格が上がっていくと、消費者のガス料金も値上げされていくという事になるのかというと、上記にもあるように原料が高騰して、それがすぐそのまま反映しないような工夫はされています。
毎月料金が変動しているので、高騰があればもちろん低下も起こります。
つまり低下すればそれもちゃんと反映されるので、どこかのガス会社のように、一度上がったらそのままではなく、原油価格が下がればそれに合わせてちゃんと調整されるということになります。

最後に

「原料費調整制度を取り入れていないガス会社の、原油価格が上がったから料金値上します」などの言葉は、鵜呑みにしないで下さい。
なぜなら、プロパンガスは、ガソリンのように頻繁に変動するものではありません。
数ヶ月単位で料金値上げしてくるガス会社は、原油価格が下がっても、ガス料金は下げてきません。
プロパンガスは解約の無い限りいつまでも供給するエネルギーですので、単月の原油額ではなく、少なくとも通年を考慮してガス料金を算出しているからです。

※このようなプロパンガス業界の普段耳にすることがない話でも説明してくれる相談センターも発足されていますので、どこに聞けばいいか分からない方は、プロパンガス消費者生活センター等へ一度相談してみるのがよろしいかと思います。

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