プロパンガス(LPG) なんでも 良くある質問(Q&A)

契約関係

Q ガスの開栓はどうしたらいいの?
A 一戸建て ガスボンベやガスメーターが設置されてる場合 設置されてるガス会社に連絡して開栓してもらいましょう。 一戸建て ガスボンベやガスメーターが設置されてない場合 新たにガス会社を決めてボンベとメーターを設置してもらって開栓してもらいましょう。 アパートやマンションの集合住宅の場合 建物1棟でオーナー様がガス会社を決めていますので決められたガス会社に連絡して開栓してもらいましょう。
Q ガスの閉栓はどうしたらいいの?
A 契約してるガス会社に閉栓解約の連絡をしましょう。
Q ガス会社の変更はできますか?
A プロパンガス会社は消費者様が自由に選べる権利がありますので、自由に何回でも変更する事が可能です。
Q ガス会社変更に費用は掛かるのでしょうか?
A ガス会社を変更するにあたり費用は一切掛かりません。また変更時の作業もボンベとメーターを旧業者の物から新業者の物に変更するだけですので、費用も掛からず簡単に変更可能です。
Q ガス会社を変更した後、すぐに値上げされたりしませんか?
A 訪問営業やテレアポ等、営業行為を行っているガス会社は比較的契約後に値上げされるケースが多いです。近年は、不当な値上げをしないガス会社を紹介してくれて、契約後も価格の保証をしてくれる、プロパンガス消費者生活センター等、消費者様を守る機関も発足されていますので、契約後の値上げ等不安な方は一度ご相談してみると良いかと思います。
Q 価格が安いとガスの品質が悪いんじゃないでしょうか?
A プロパンガスの品質は液石法で定められており、どのガス会社であっても同水準のプロパンガスを供給しておりますので、高いガス屋と安いガス屋で品質の差は御座いません。
Q 賃貸住宅(アパート・マンション)もガス会社を変更できますか?
A アパートやマンションは、建物1棟でオーナー様がガス会社を決めており、オーナー様が建物1棟で変更する必要がありますので、自分の世帯だけ変更する事はできません。また一戸建ても賃貸の場合、オーナー様がガス会社を決める権限を持っていますので、オーナー様の変更の許可が必要です。
Q ガス会社の変更の際、現在のガス会社とトラブルになりませんか?
A プロパンガス会社は、消費者様が選ぶ権利がありガス会社変更も自由に行う事ができますので、トラブルは御座いません。またガス会社変更のお手続きや現ガス会社への解約連絡等は新規ガス会社が行ってくれますので、消費者様はお申し込みをするだけで簡単にガス会社の変更が可能です。
Q ガス会社を変更しようとしたら違約金が掛かると言われました。
A こちらは違約金ではなく、ガス会社に無償で設置してもらった「ガスの配管や給湯器の残債清算金」になります。
Q 配管や給湯器の無償貸与契約って何?
A 無償貸与契約とは、ガスの配管や給湯器等ガス器具を、無償で設置してもらう代わりに、一定期間契約する事を前提とした契約です。契約期間はガス会社や契約によって異なりますが10年~15年が一般的です。契約年数未満で解約やガス会社の変更をする場合は、経過年数と共に減価償却していき、残りの年数分の配管や器具代の清算が必要となります。
Q 無償貸与契約の残債清算金は払わないといけないの?
A 法的な問題でケースバイケースですが、基本的には支払う義務があります。しかし契約時の説明責任等、正規な手続きを踏んでいない場合、裁判で無効になったケースも御座います。
Q ガスの配管や給湯器の無償貸与契約でガス料金は高くなりますか?
A はい、高くなります。ガス屋さんも配管や給湯器をタダで入手する事はできません。メーカーさんから購入してきます。こちらの費用はガス料金から徴収する以外方法は御座いませんので、月々の料金に上乗せされガス料金が高くなる要因になってしまいます。
Q ガス会社変更時に提出する委任状ってなんですか?
A 現ガス会社への解約連絡や、切替時合わせて現ガス会社にボンベとメーターの撤去依頼等、ガス会社変更時に必要な手続きを委任してやってもらう委任状となりますので、内容に問題がなければ提出しても問題ありませんのでご安心下さい。
Q 委任状を渡してしまったがキャンセルはできますか?
A キャンセルできます。切替工事をしてしまうと問題がでてきてしまいますので、早めにキャンセルしましょう。まずは電話等でしっかりキャンセルの意志を伝え、相手の担当者名等内容をしっかり控えておきましょう。少しお手数ですが、内容証明郵便等記録に残る文書を送付すれば確実ですので通知するのもベターです。
Q ガス会社変更に1週間以上掛かると聞きましたがなぜですか?
A 現ガス会社に解約や変更の連絡申し込みをしてから、現ガス会社は料金の回収等必要なお手続きや作業が必要な為、ボンベとメーターを撤去するのに1週間以上あけなきゃいけません。開栓希望日に間に合うようお早めにお手続きする事をお勧め致します。
Q 「ガスを止める」と通知がきましたが、どのような理由や権限で行われるのですか?
A 「ガス止め」は消費者様に料金未払いなどがあった時に契約に基づいて行われます。販売契約書や14条書面などをご確認下さい。ガス料金の未払いが続いた場合、ガス販売店側で照会、督促などを行ってもお支払いが確認できなかった場合は、予めお知らせした上で、やむを得ず「ガス止め」を行う事となります。また、ガス販売店ではこうした措置をとった上で、契約書などに基づいて契約を解除する事も可能です。都市ガスや電力の場合も、同様の規定があります。
Q 「ガス止め」の後、ガスの供給再開にあたって「再開栓料」を請求されましたが支払う必要はありますか?
A 契約書等で定められている時は、支払う必要があります。ガスの供給再開にあたり、改めて液化石油ガス法に基づく供給開始時点検調査が必要となります。この為、再開栓料をお支払いをお願いしているガス会社も御座いますので、販売契約書や14条書面などの内容をお確かめ下さい。
Q ガス会社変更時に現ガス会社から「設備の撤去費用」を請求されましたが支払う必要はありますか?
A 契約書等で設備の撤去費用が記載されている場合は、支払い義務があると考えられます。液化石油ガス法では、消費者様がプロパンガスの供給契約をした際に、料金や設備の所有関係などを記載した書面(14条書面)をガス会社が交わす事になります。この書面には、ガス設備の撤去費用の負担方法も記載することになっていますので、その内容を確認して下さい。また別途に契約書がある場合も御座いますので、契約時の書面を確認しましょう。
Q ガスの供給開始時に「保証金」を預けて欲しいと言われましたが預ける必要はありますか?
A ガス会社側の契約条件であれば、預ける必要があります。取引条件として保証金を求める事は、他の商品やサービスでも行われています。プロパンガスの場合は、アパート・マンションなど賃貸物件に入居される方に保証金が設けられているケースが多いです。 また保証金を預かる意味ですが、退去時のガス料金の未払いを防止する為のものであり、保証金の額は通常使用のガス料金の2、3ヶ月分か1万円程度が一般的です。 入居時に支払った保証金は、契約終了時には返金されますので、必ず「預り証」をもらい、きちんと保管して置きましょう。

料金関係

Q プロパンガスは自由価格って言うけどなんですか?
A 都市ガスや電力も自由化され国が価格を定める公共料金から、各事業者が価格を定める自由料金の商品になりましたが、プロパンガスは昔からガソリンや灯油と同じように自由価格の商品です。現在光熱費で公共料金にあたるのは水道料金のみとなります。
Q プロパンガス料金の仕組みはどうなっているの?
A プロパンガス料金の仕組みは主に3つの料金体系があります。 ①二部料金制 基本料金と使用量金で構成される、プロパンガスの料金体系で一番多くポピュラーな料金体系です。 基本料金は全くガスを使わなくても課金される毎月の料金で、従量料金とは使用量に応じて課金される料金です。 ②三部料金制 二部料金制の場合、ガス漏れ警報機や集中監視システム利用料等の設備利用料は基本料金に含まれていますが、三部料金制では基本料金に含まれてなく別途料金を設けられています。 ③原料費調整制度 プロパンガスの原料は原油から精製されており、原料費は原油輸入額や為替レートによって変動します。原料費調整制度とは、ガス料金の透明性を高める為に、原料費の変動に応じて毎月ガス料金が反映変動する制度です。 原料の貿易統計価格の3ヶ月平均値に基づき、基本的に毎月料金を調整します。
Q 基本料金って何?
A ガスの供給にあたり必要な月々の固定費です。使用の有無に関わらず毎月必ず課金されます。基本料金は、供給設備やガス漏れ警報器や集中監視システムなど保安に必要な費用となります。基本料金と従量料金からなる二部料金制ではこうして基本料金に含まれますが、基本料金に含まない三部料金制では別途課金となります。
Q 従量料金、従量単価って何?
A ガスの使用量に応じて発生する使用料金です。 従量単価×使用量=使用料金 となり、ガス原料費や容器配送費等を含んでます。
Q 請求額から1m3あたりの従量単価を調べる計算式は?
A まず合計請求額から消費税の8%を引きます。 消費税8%を引いた額から基本料金を引きます。 これで使用量金が分かりましたので、単純に使用量で割れば1m3あたりの従量単価が計算できます。 計算式は以下の通りです。 (合計請求額÷1.08-基本料金)÷使用量=従量単価
Q プロパンガスは公共料金ですか?
A プロパンガスは国が料金を定める公共料金ではなく、ガス会社が自由に価格を定める自由価格の商品です。公共料金ではないので、消費者様が自由に供給事業者を選ぶ事ができます。 現在は、都市ガスや電力も自由化されプロパンガスやガソリンや灯油と同じように自由価格の商品となっています。
Q プロパンガス料金を安くできるの?
A はい、可能です。プロパンガスは各ガス会社がそれぞれ自由に価格を決めていますので、スーパーでお肉やお野菜の価格が違うように、プロパンガスもガス会社によって価格が違います。安いガス会社と契約変更する事によって簡単にガス料金の削減が可能です。
Q プロパンガス料金の相場は?
A プロパンガス料金は、プロパンガス会社や都道府県によって大きく変動します。そしてプロパンガスはエリア的に都市ガスが通ってなくプロパンガスを選ばざるを得ない状況から、未だに多くの会社が高値で販売している現状なので、相場と言うのが比較的分かりづらいので、シンプルに安いか高いかで判断すると良いかと思います。
Q プロパンガス料金はガス会社によって違うって本当ですか?
A プロパンガス販売業者は全国で約20,000社も存在し、それぞれのガス会社が自由に価格を決めていますので、ガス会社によってプロパンガス料金が異なります。また同じガス会社でも、家族構成や使用量によって何パターンもの料金体系を持っていて、各ご家庭で料金が違うガス会社も沢山あるのが実情です。
Q 地域における平均料金を知りたい。
A プロパンガス料金のモニター調査については、経済産業省(石油流通課)と総務省統計局などが行っています。経済産業省の調査は石油情報センターに委託されていますので、石油情報センターのホームページより、各地域や都道府県の平均価格を閲覧可能です。 「一般財団法人日本エネルギー経済研究所石油情報センター」 https://oil-info.ieej.or.jp/
Q プロパンガス料金は、なぜ地域や県などで統一されていないのですか。
A プロパンガス料金が地域や都道府県などで統一されてない理由は以下となります。 ①プロパンガス料金は、各ガス会社が自由に価格を定める自由価格の商品となり、このため料金は仕入れ価格や配送コスト、保安サービスコストや各ガス会社によって異なる為、料金に差があります。 ②プロパンガス料金を地域や都道府県単位で統一する事は、独占禁止法の第3条:私的独占または不当な取引制限の禁止により禁止されています。
Q 原料費調整制度とはどのような制度ですか。
A プロパンガスの原料は原油から精製されており、原料費は原油輸入額や為替レートによって変動します。原料費調整制度とは、ガス料金の透明性を高める為に、原料費の変動に応じて毎月ガス料金が反映変動する制度です。 原料の貿易統計価格の3ヶ月平均値に基づき、基本的に毎月料金を調整します。
Q プロパンガス料金の値下げ交渉はできますか?
A 値下げ交渉は可能ですが成功率は極めて低くトラブルの元です。利益が無くなってしまう値下げ対応はガス会社にとってメリットはひとつもありません。利益が無い所か、値下げ対応した事が周りの世帯に知れてしまったら更なるクレームの再発が予想され、デメリットしかありません。 一戸建ての場合は自由にガス会社を変更できる事はガス会社も当然知っています。値下げしないと辞められてしまうと感じた場合、辞められないように一時的には値下げ対応しますが、値下げし減ってしまった利益の赤字分を補填する為に、1年後には値下げ前より高値になってしまうケースがほとんどです。安いガス会社は最初から安い。高いガス会社は何をしても高いという事です。
Q 平均価格と適正価格とはなんですか?
A プロパンガス料金の平均価格は他の業界に比べ特殊です。 関東を例にしますと、 平均価格:約470円 適正価格:約280円 と非常に金額の差が大きいです。なぜこんなに平均価格が高いかというと、未だに9割以上のガス会社が高値で販売している為、ガス会社によって平均価格が操作され高値になっています。適正価格とは原油額から計算し供給に適正な価格です。プロパンガス料金は、平均価格という言葉に惑わされず高いか安いかしっかりと判断し契約する事が大切です。
Q プロパンガスでも都市ガスと同じ位の価格で使えますか?
A はい、可能です。まずプロパンガスと都市ガスではガスの性質が全く異なり、火力(熱量/カロリー)は1m3あたり 都市ガス:10,750Kcal プロパンガス:24,000Kcal とプロパンガスは都市ガスに比べ、約2.23倍のカロリーがあります。料理やお風呂等同じ使用用途でプロパンガスで1m3使用した場合、都市ガスで同様にガスを使った場合2.23m3使用する事になり、プロパンガスに変換すると以下の通りとなります。 都市ガス1m3単価:142.66円×2.23=プロパンガス1m3単価318円 プロパンガス単価318円が都市ガスと同様価格になります。

ガス器具/設備関係

Q 給湯器のトラブルや修理・交換対応はどこに相談したらいいですか?
A 給湯器等ガス器具の設置や修理は資格が必要ですので、絶対に自分でやってはいけません。まずは現在ご契約されているガス会社にご相談下さい。
Q わが家に取り付けられたプロパンガス設備の所有者はどうなっているのですか?
A プロパンガスの設備は、ガスメーターのガスの出口を区分の境とし、消費者様の所有物の消費設備とガス会社の所有物の供給設備に分かれ、維持管理責任は各所有者にあります。 消費設備:ガス器具/配管等 ※消費設備はガス会社が無償貸与しているケースもありますので、販売契約書(設備貸与契約書)や14条書面等で確認して下さい。 供給設備:ガスメーター/ガスボンベ等
Q 最新のガスコンロはより安全に作られているのでしょうか?
A 立ち消え安全装置、天ぷら油(調理油)過熱防止装置、消し忘れ防止機能がすべて搭載されています。 下記のような安全装置があり、現在販売されているコンロ(Siセンサーコンロ)には、下記の3つの安全装置が全口に搭載されています。 ①立ち消え安全装置 ガス器具を使用中に風や煮こぼれなどで火が消えると、自動的にガスを止めます。 ②天ぷら油(調理油)加熱防止装置 天ぷら鍋などが熱くなりすぎると、自動的にガスを止め、過熱による火災を未然に防ぎます。天ぷら油は、約370℃になると自然発火します。これを防止するためSiセンターコンロでは、250℃になると自動消火します。 ③消し忘れ防止機能 コンロなどを消し忘れても、点火後一定時間を経過した時点で自動的に消します。
Q 都市ガスの器具をプロパンガスでそのまま使っても大丈夫でしょうか?
A 危険ですので止めてください。LPガス用器具に取り替えてください。ガス種によりカロリーが異なり不完全燃焼等の原因となり危険ですので、LPガス用の器具へ交換してください。 LPガスの場合は、全国共通でご使用いただけますが、都市ガスは地域(ガス会社)によって13Aや12Aなどガス種が異なることがあります。その場合も、別のガス種でそのまま器具を使うことはできません。
Q プロパンガスのボンベ容器は、自分で撤去してもいいのでしょうか?
A LPガス設備の撤去は、国家資格である液化石油ガス設備士の資格者が行うことになっています。 自分で取り外すことはせず、現在のLPガス販売店に撤去してもらってください。 また、別の販売店に変更する場合は、ガス代金や設備代金などの清算手続きもあるため、現在の販売店に連絡してください。

実用/裏ワザ情報

Q ガスの開栓はどうしたらいいの?
A 一戸建て ガスボンベやガスメーターが設置されてる場合 設置されてるガス会社に連絡して開栓してもらいましょう。 一戸建て ガスボンベやガスメーターが設置されてない場合 新たにガス会社を決めてボンベとメーターを設置してもらって開栓してもらいましょう。 アパートやマンションの集合住宅の場合 建物1棟でオーナー様がガス会社を決めていますので決められたガス会社に連絡して開栓してもらいましょう。
Q ガスの閉栓はどうしたらいいの?
A 契約してるガス会社に閉栓解約の連絡をしましょう。
Q ガスの閉栓はどうしたらいいの?
A 契約してるガス会社に閉栓解約の連絡をしましょう。

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