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プロパンガスの申し込み方法 簡単♪開栓や閉栓の各契約の詳細

プロパンガスの各種契約のお申し込みは、都市ガスと比較すると少し面倒な部分があります。こちらでは各種契約のお申し込み方法と、知ってお得な便利情報をご紹介します。

各種契約のお申し込みについて

都市ガスは東京ガスや大阪ガス等の大きな都市ガス会社が主となり、契約ガス会社や連絡先も分かりやすいです。一方でプロパンガスは、各地域で多くのガス会社があるので、ご入居される物件がどの会社なのか、等を調べなければなりません。また、一戸建てとアパートやマンション等集合住宅での契約お申し込みが若干異なる部分もあったりと、都市ガスの契約と比べ少し大変です。それではどのような手順で各お申し込みを行うのか、順を追って説明をしていきます。

まずは契約しているガス会社をチェック

上記でも触れている通り、プロパンガス会社は各地域で数十社、地域によっては100社を超えるガス会社があり、まずはご自宅やご入居先がどのガス会社と契約しているか確認する必要があります。

    ◆契約しているガス会社を調べる方法
  • 既に入居契約している場合は検針票や領収書を確認する
  • 未入居の場合は不動産屋や管理会社に尋ねる
  • 家についているガスメーターやガスボンベを確認する

検針票・ボンベ・メーターで違うガス会社が記載されている場合は、ガス販売会社とガス供給会社の違いになります。

ガス販売会社とガス供給会社の違い

プロパンガス会社は、ガス販売会社とガス供給会社の2種類があります。

MEMO
・ガス販売会社⇒ガスを販売するガス会社で、検針票や領収書等に記載されています。
・ガス供給会社⇒ガスボンベを提供するガス会社になり、検針票等には載っていません。

●なぜ販売会社と供給会社に分かれるの!?

プロパンガス会社が販売会社と供給会社に分かれている理由は様々です。ここでは二つの例を見ていきましょう。

①ガスを仕入れている大手ガス供給会社が販売業務や保安業務等を販売店に委託している

まずプロパンガス会社には保安供給可能エリアがあります。ガス器具の不具合等何かトラブルがあった際に保安距離内に営業所があって、すぐに駆けつけられる状態でないと供給する事ができません。

供給先からガス会社の営業所が、遠くても約20分~30分以内、距離で言うと高速道路や市道によって異なりますが、約30キロメートル位です。意外と狭い範囲ですよね。
このようにガス会社の供給エリアは非常に狭く、大手のガス会社でも各地域に営業所を作り供給する事は現実問題不可能に近いのです。
そこで大手ガス供給会社が、各地域のガス販売店に販売業務や保安業務等を委託し、販売業務と供給業務を別に行ってガスを供給しています。

②町の小さい販売店が大手供給会社からガスを仕入れ販売している

プロパンガスは原油から精製しており、誰でも直接プロパンガスを仕入れられる訳ではありません。どの業界も似たような卸しの縮図になりますが、プロパンガス業界も同様に大手ガス会社がガスを仕入れ、そこから中堅のガス会社に卸し、中堅のガス会社から町の販売店に卸すという形になります。
町の販売店が自社のボンベを持つ事は、ボンベの購入費やガス充填費用、各家庭に設置してあるボンベ交換の際の人件費及び車両代等、様々な費用が掛かってしまう為、非常に難しいです。
このような理由で、町の販売店はガス供給会社からガスを仕入れ、供給・販売をしています。

③ガス会社によっては変更できない?

ガス会社を変更するにあたって新しいガス会社に連絡した際に、今使っているガス会社を聞かれるかと思われます。 ガス会社を伝えた時点で断られる事もあれば、家に訪問してガスボンベを見たら断られてしまった、といったケースもあります。 電話では検針票や領収書に書いてあるガス会社を伝えると思いますが、この検針票などに書いてあるガス会社は販売店となり、ガスボンベに書いてある会社は供給会社となります。
ガス会社同士で縦横のつながりがある事から、 販売店のガス会社であれば変更できても、供給会社と提携していたりする場合であれば、家に訪問に来てから断られてしまう事となるのです。
そういった事から、どこのガス会社に連絡しても今のガス会社(販売店・供給会社)の確認が必要となります。

ここまでは契約しているガス会社を調べる方法について見てきました。次からはいよいよ各種お申し込みの方法です。

開栓閉栓のお申し込み手順

開栓と閉栓のお申し込みは契約しているガス会社に電話で連絡し、開栓や閉栓の連絡を入れるだけで大丈夫です。

開栓や閉栓に間に合わなくなってしまわないように、念のため開栓や閉栓希望日の1週間前には連絡しましょう。

ご注意!解約まで1週間必要な1週間ルール

プロパンガス会社の解約方法は解約連絡をするだけでとても簡単です。しかしここで注意点が一点あります。

解約のお申し込みから実際に解約できるまでの期間に1週間ほど掛かる「1週間ルール」というものがあります。
1週間ルールとは「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(液石法)施行規則」の第16条 十五の三項にあり、原文は以下の通りになります。

「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(液石法)施行規則」の第16条 十五の三項
新たに一般消費者等に対し液化石油ガスを供給する場合において、当該一般消費者等に液化石油ガスを供給する他の液化石油ガス販売事業者の所有する供給設備が既に設置されているときは、一般消費者等から当該液化石油ガス販売事業者に対して液化石油ガス販売契約の解除の申し出があってから、相当期間が経過するまでは当該供給設備を撤去しないこと。
参考

液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行規則電子政府の総合窓口

なんだか分かりづらいですよね。要約すると「解約の申し込みから実際のボンベとメーターの撤去まで相当期間を空けて下さい」という内容です。その「相当期間」が概ね1週間という事になります。

お引っ越し等で間に合わなくなってしまわないように、できれば余裕をもって10日前くらいには解約の連絡をしておいた方が良いでしょう。

新築時の新規ガス契約のお申し込み

新築時のガス会社との契約お申し込みは、配管工事や給湯器等ガス器具の設置をガス会社に施工してもらわなければなりません。建物を建てるのと同時に進行していく必要があります。
まずはご自身でガス会社を決めて、建築屋等に取りつげばそこからは建築屋とガス会社で打ち合わせをして進行してくれます。

新築時のガス会社選びは重要!?
ガス配管や給湯器の無償貸与契約とは?

新築時のガス会社選びはとても重要です。
新築時は9割以上の方が、ガスの配管代、工事費や給湯器等の初期費用をガス会社に無償で設置してもらう「無償貸与契約」と言う契約に申し込みをする形になります。

無償貸与契約とは、ガス配管工事や給湯器等の初期費用を、ガス会社に負担してもらう代わりに、10年~15年間そのガス会社を使うという契約です。

年数を経過するごとに初期費用は減価償却していき、契約期間中にガス会社の解約や変更をする場合は、残っている年数分の残債を清算し配管と給湯器を買い取って辞めるという形になります。
もちろんガス会社に負担してもらわずに、ガス配管や給湯器をご自身で購入した場合は、こういった契約年数で縛られずにいつでもガス会社を解約や変更できます。最安値のガス従量単価で利用したい場合は自己購入をお勧めします。

無償貸与契約の清算金の計算方法

例:初期費用30万円 契約年数:10年 経過年数5年 の場合
初期費用30万円÷120ヶ月(10年)=1ヶ月の償却金額2,500円
1ヶ月の償却金額2,500円×60ヶ月(5年経過分)=減価償却費15万円
初期費用30万円-減価償却費15万円=残債清算金額:15万円
一般的な計算式はこのようになりますが、ガス会社や契約内容によって詳細は異なります。お申し込みの前にガス会社に対して契約内容をしっかりと確認しておきましょう。

また、ガスの配管や給湯器をガス会社もタダで入手できる訳ではありません。もちろんメーカーから購入するので、当然ガス会社にも設置費用は掛かります。そしてガス会社がその配管や給湯器費用を回収する方法はガス料金から回収するしかありません。

良心的でちゃんとしたガス会社は、ガスの配管や給湯器の初期費用の見積もりの際に、例えば「無償貸与でなく自己購入して頂ければ単価300円で大丈夫ですが、無償貸与の場合は単価400円でお願いします。」といったようにしっかり明朗会計で説明してくれます。逆に悪徳業者は「無償でつけますし単価も300円でいいですよ」位しか説明せず、契約後に値上げを繰り返し原価以上に回収されてしまう事が多いのです。これは避けたいですよね。

中古物件購入時の開栓契約のお申し込み

中古物件購入時の開栓のお申し込み方法は、入居する物件にメーターがついているかついてないかで変わってきます。

MEMO
メーター無し:契約しているガス会社が無いので、新たにガス会社を探して契約・お申し込み
メーター有り:メーターに記載してあるガス会社に連絡し、開栓のお申し込み

中古物件では、危険物であるボンベは撤去されていますが、メーターがついたままの状態がほとんどです。ガス会社がガスメーターを残しておくのは「この物件はうちのお客さんですよ」といったマーキング的な役割があるからです。万が一メーターにガス会社名が書いてない場合は、不動産屋や売り主に聞くと良いでしょう。

ガス会社変更切替のお申し込み

ガス会社変更切替のお申し込みは一番面倒なイメージがあると思いますが、実は簡単です。新しく契約するガス会社が「委任状」や「お申し込み書」を持っていますので、その書面を提出して頂くだけで良いのです。委任状によって現在契約中のガス会社の解約連絡、ガスボンベとメーターの撤去依頼も新しいガス会社が代理で行えるようになります。消費者は委任状を提出したあとは切替日を待つだけなので、手続きがとても楽なのです。

アパートやマンションの各種お申し込み方法

アパートやマンション等の集合住宅は、建物一棟でガス会社と契約しているので、建物で決まっているガス会社に連絡し、各種お申し込み・お手続きをする形になります。
入居時にガス会社を知らせてくれる事がほとんどですが、知らされていない場合は、不動産屋や管理会社に尋ねてみるか、一戸建てと同じようにガスメーターを確認し、そこに書いてあるガス会社に連絡してみましょう。

集合住宅のガス会社変更切替は建物一棟でお申し込み

アパートやマンションの集合住宅にお住まいの方で「料金が高いからガス会社を変えたいなぁ」と思っている方はたくさんいると思います。

しかしアパートやマンションは、一部屋ごとにガス会社を変更する事はできません。建物一棟でガス会社を変更する必要があります。

そしてそのガス会社を決める決定権を持っているのは大家さんになりますので、ガス会社の変更の申し込みをしたい場合は、大家さんの意向ありきになります。「ガス料金が高いので安いガス会社に変更をご検討頂けませんか?」等大家さんに提案してみると良いでしょう。

まとめ

ガス関係の各種お申し込みは契約してるガス会社に連絡する形になります。まずはご自宅が契約してるガス会社を調べて、ガス会社に連絡しましょう。

最後に

ガス会社を切替えるには、直接ガス会社へ連絡するのではなく、第三者機関から良心的なガス会社を紹介してもらうことが一番安全です。
自分で安いガス会社を探して変更することは出来ますが、きちんとしたガス会社を選ばなければ、初めは顧客獲得のために安い料金で契約させて、契約した後は今のガス会社と同じように無駄に高いガス代を払わされてしまう、といったことに陥りかねません。
専門の第三者機関を通せば自分で探す時間も省け、良心的なガス会社を紹介してもらえるので、とても簡単に変更する事ができます。

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