液化石油ガス設備士資格【試験・講習・再講習】

液化石油ガス設備士資格

液化石油ガス設備士資格は、一般家庭用等のLPガス供給・消費設備の設置工事又は変更工事に係わるLPガス設備工事の作業(硬質管相互の接続の作業、気密試験の作業等)を行う場合に必要です。
液化石油ガス設備士免状取得後は、液化石油ガス法第38条の9に定める期間ごとに再講習を受ける必要があります。
試験から講習、再講習までご紹介します!

液化石油ガス設備士 試験

受験資格

  • 制限なし
  • 技能は筆記試験に合格した方のみ

資格取得で出来る内容

LPガスの家庭用・業務用消費者に係るLPガス設備の配管工事等の作業

合格基準

筆記・技能試験ともに60パーセント程度

試験内容

  • 筆記試験
法令:60分
  1. 供給設備及び消費設備の保安に関する法令及び関係法令
配管理論等:90分
  1. 液化石油ガスに関する基礎知識
  2. 液化石油ガス設備工事に必要な機械
  3. 器具又は材料に関する知識
  4. 配管理論、配管設計及び燃焼理論
  5. 液化石油ガス設備工事の施工方法
  6. 供給設備及び消費設備の検査の方法
  • 技能試験
技能試験:60分 ※「電動ねじ切り機」「手動ねじ切り機」
  1. 配管用材料及び工具の使用
  2. 硬質管の加工及び接続
  3. 器具等の取り付け
  4. 気密試験の実施
  5. 漏えい試験の実施

試験料金

  • 書面申請:21,400円
  • 電子申請:20,900円

試験日程・場所など

  • 筆記試験:令和3年11月14日
  • 実技試験:令和3年12月5日
※山形県、富山県及び兵庫県会場の実技試験は令和3年12月6日
▼高圧ガス保安協会 試験会場地図
https://www.khk.or.jp/qualification/qualification_application/examination_map.html

試験の申込

書面申請の受付期間

  • 筆記試験:令和3年8月23日(月)午前10時 から
  • 実技試験:令和3年9月 6日(月)当日消印有効(持参の場合は午後5時 まで)

【電子申請の受付期間】

  • 筆記試験:令和3年8月23日(月)午前10時 から
  • 実技試験:令和3年9月 8日(水)午後5時 まで
▼高圧ガス保安協会 国家試験のお申込み
https://www.khk.or.jp/qualification/qualification_application/

出題傾向

筆記試験
  1. 液化石油ガスに関する基礎知識・液化石油ガス設備工事に必要な機械器具と材料に関する知識・配管理論配管設計と、燃焼理論・液化石油ガス設備工事施工方法・供給設備と消費設備の検査方法・供給設備や消費設備の保安に関する法令
技能試験
  1. 図面に沿って配管用材料と工具を使用して制作など

液化石油ガス設備士 講習

液化石油ガス設備士は、講習を受け検定に合格しても取得できます。

受験資格

筆記試験と技能試験あり。
技能試験は筆記試験に合格した方のみが受検できます

対象者

  • 第一講習:未経験者又は無資格者が対象
  • 第二講習:LPガス設備工事の経験1年以上の方が対象
  • 第三講習:建築配管技能士等の関連資格保有者等が対象

合格基準

  • 筆記・技能試験ともに60パーセント程度

講習・検定内容

講習3日間
  1. 講義19時間、実習2時間(第三講習は実習なし)
筆記試験
  1. 法令 配管理論など
技能試験 ※「電動ねじ切り機」「手動ねじ切り機」
  1. 配管工事の実技

講習料金

  • 筆記試験:15,800円
  • 技能試験:19,700円

講習日程・場所など

  • 年4回
  • 全国47ヶ所で開催予定
  • 第二講習と第三講習は同時開催
▼高圧ガス保安協会 講習予定表
https://www.khk.or.jp/qualification/examination_course/course_duty/

講習の申込

各都道府県液化石油ガス教育事務所へお問い合わせください。
▼高圧ガス保安協会 液化石油ガス関係講習
https://www.khk.or.jp/qualification/examination_course/otoiawase/inq_02.html

過去問

問1
次のうち正しいものはどれか。
  • イ,プロパンの分子は、炭素3原子と水素8原子からなっており、その分子式はC3H8で表される
  • ロ,アボガドロの法則によれば、標準状態において、1molのプロパンの質量は58gである
  • ハ,セルシウス温度0℃を絶対温度(熱力学温度)で示すと、およそ273Kである
  • ニ,1MPa(絶対圧力)は1Pa(絶対圧力)の1万倍の圧力である
1、イとロ  2、イとハ  3、ロとハ  4、ロとニ  5、ハとニ
正解 2
問2
LPガス低圧配管(内容積35L)の工事が終了した。この配管の気密試験をするため配管内に空気を圧入したところ、配管内の空気の温度と圧力がそれぞれ28.0℃・9.0kPa(ゲージ圧力)になった。その後、配管内の空気の温度が24.0℃となった。
このときの配管内の空気の圧力はゲージ圧力でおよそ何kPaになったか、大気圧を標準大気圧とし計算により求めよ。ただし、この配管に漏えいと内容積の変化はないものとする。また、この空気はボイル-シャルルの法則に従うものとする。
1、7.2kPa  2、7.5kPa  3、7.8kPa  4、8.1kPa  5、8.4kPa
正解 2
問3
LPガスの性質などに関する次の記述のうち正しいものはどれか。
  • イ,一般消費者などに供給するLPガスの「い号液化石油ガス」の規格には、プロパンおよびブタンの合計量の含有率(モル比)が80%以上と定められている
  • ロ,一般消費者などに供給するLPガスには、空気中の混入比率が容量(体積)比で千分の一である場合において感知できるように着臭されている
  • ハ,プロパン、ブタンなどは、ガスの比重が1より小さいガスであるため、漏えいすると低所に滞留する
  • ニ,LPガスは、金属に対する腐食性がないため、LPガスによって容器、配管の内面が侵されることはほとんどない
1、イとハ  2、イとニ  3、ロとハ  4、イとロとニ  5、ロとハとニ
正解 4
問4
LPガスの性質などに関する次の記述のうち正しいものはどれか。
  • イ,常温、大気圧の空気中におけるプロパンの爆発範囲は2.1~9.5vol%である
  • ロ,一般に可燃性物質を完全燃焼させるのに必要な最小限の空気量を、理論空気量という
  • ハ,プロパンの発火点は、ガソリンの発火点より低い
  • ニ,容器内のLPガス(プロパンとブタンからなるもの)を自然気化させて消費するとき、容器から出てくるガスの組成は液の組成と異なったものである
1、イとロ  2、イとハ  3、ハとニ  4、イとロとニ  5、ロとハとニ
正解 3
問5
プロパン80mol%、ブタン20mol%からなる混合ガス2molを完全燃焼させると、その発熱量はおよそ何kJになるか。ただし、プロパン1molの発熱量は2219kJ、ブタン1molの発熱量は2878kJとする。
1、4526kJ  2、4619kJ  3、4702kJ  4、4785kJ  5、5097kJ
正解 3
問6
一般消費者等にLPガスを供給するための容器および容器バルブなどに関する次の記述のうち正しいものはどれか。
  • イ,容器バルブを閉じた状態のときに、弁シートと弁座の間からガスが漏れることを、シート漏れという。
  • ロ,液化石油ガス用一般複合容器は、容器やケーシングに錆が生じないので沿岸地域や船舶での使用に適している。
  • ハ,LPガス容器が危険な状態になったときの連絡などのため、容器所有者の名称、住所、および電話番号を容器胴部に赤色で表示した。
  • ニ,付属品検査に合格した容器バルブ(附属品)の質量(記号W、単位kg)は、その容器バルブの本体に刻印される所定の項目には含まれない。
1、イとロ  2、イとハ  3、ロとハ  4、ロとニ  5、ハとニ
正解 1
問7
次の記述のうち正しいものはどれか。
  • イ,埋設管腐食測定機による腐食測定で抵抗値が10Ω以上となった場合には、マクロセル腐食が発生しているおそれがある。
  • ロ,埋設管の修理のため、その周辺を掘削し掘削箇所(穴)内に入るときは、その掘削箇所(穴)内のLPガス濃度が爆発下限値の1/4以下であることおよび酸素濃度が18~22vol%であることを確認しなければならない。
  • ハ,低圧部の気密試験に使用する機械式自記圧力計の比較検査を、6ヶ月に1回以上の頻度で行った。
  • ニ,LPガスが供給されている供給設備の修理作業をするときの作業計画書の作成は、液化石油ガス設備士でなければ作成することができない業務である。
1、イとロ  2、イとハ  3、ロとハ  4、ロとニ  5、ハとニ
正解 3
問8
ガスメーターおよび調整器などに関する次の記述のうち正しいものはどれか。
  • イ,マイコンメーターSBの圧力式微小漏えい警告機能とは、ガスを使用していないとき、圧力センサによりガスメーター出口から燃焼器入口までの漏えいをチェックし、漏えいがあるときにただちに警告を表示する。
  • ロ,蒸発器は、気化器またはベーパライザとも呼ばれ、容器、バルク貯蔵、貯槽に充填されたLPガスを液のまま取り出して熱交換器に導き、温水などの熱媒体により加熱し、強制的にガス化する装置である。
  • ハ,マイコンメータの復帰安全機能とは、マイコンメータが異常を検知して遮断弁を閉じた後、下流側のガス漏れをチェックし、所定の時間内にガス漏れがなければ遮断弁を自動的に開く機能である。
  • ニ,折損式ガス放出防止弁内蔵型調整器は、単段式調整器のPOL内部にガス放出防止機構が組み込まれたもので、落雪などでPOL部が折損すると、防止機構が作動してガスを遮断する。
1、イとロ  2、イとハ  3、ロとハ  4、ロとニ  5、ハとニ
正解 4
問9
LPガス設備の配管材料に関する次の記述のうち正しいものはどれか。
  • イ,呼び径25Aの配管用炭素鋼鋼管(SGP)の外径は25mmである。
  • ロ,伸縮継手は建物へ引き込まれる埋設配管の立ち上がり部に用いられ、重量建築物等で地盤沈下が発生した場合、その配管の損傷防止に有効である。
  • ハ,ボール弁は、バルブ本体に内蔵されているボール(弁体)を一般に90度回転することによりガスの流れを調整するのもであり、その構造上の特性として全開時の圧力損失は、玉形弁(グローブ弁)と比較すると非常に大きい。
  • ニ,低圧ゴム管でヒューズガス栓と移動式燃焼器を接続するときは、その接続部にホースバンドを使用する必要はない。
1、ロ  2、ハ  3、イとロ  4、ハとニ  5、イとロとニ
正解 1
問10
配管の加工などに関する次の記述のうち正しいものはどれか。
  • イ,ガス管の中心と切られたねじの中心が大きくずれているねじを屈折ねじという。
  • ロ,十分に乾燥した場所にパイプマシン(電動ねじ切り機)を設置したので、アースをとらずに作業を開始した。
  • ハ,ねじ切り後、確認のためのねじゲージがなかったので、同一呼び径の継手を用いて、全ねじ山の長さのおよそ1/2まで手でねじ込み、ねじの状態を確認した。
  • ニ,LPガス配管図面には、発注者の氏名および住所、工事内容、施工場所および施工年月日、施工した液化石油ガス設備士の氏名、施工後の気密試験の結果、その他の必要事項を付記することが望ましい。
1、イとロ  2、イとハ  3、ロとハ  4、ロとニ  5、ハとニ
正解 5
引用元:高圧ガス保安協会

液化石油ガス設備士 再講習

対象者

  • 液化石油ガス設備士免状をお持ちのすべての方
※現にLPガスの配管工事に従事しているかどうかに関係なく、免状所有者は必ず受講してください。
初回の再講習
交付を受けた日の属する年度の翌年度の開始日から3年以内
ただし、業務主任者に選任された日にすでに免状の交付を受けた日から3年が経過している場合、又は選任された日から3年が経過するまでの期間が6ヶ月未満の場合には、選任された日から6ヶ月以内

2回目以降
前回受講した日の属する年度の翌年度の開始日から5年以内

再講習内容

  • 1日(7時間の講義)
供給設備及び消費設備の保安に関するLP法令
液化石油ガス設備工事に必要な高度の知識及び技能

再講習費用

  • 5,800円

再講習日程・場所など

年5回開催(全国47ヶ所で開催予定)
▼高圧ガス保安協会 講習予定表
https://www.khk.or.jp/qualification/examination_course/course_duty/index.html

再講習の申込

各都道府県液化石油ガス教育事務所へお問い合わせください
▼高圧ガス保安協会 液化石油ガス関係講習
https://www.khk.or.jp/qualification/examination_course/otoiawase/inq_02.html

その他資格記事

▼高圧ガス(第一種・第二種)販売主任者はこちら
https://fatmag.jp/licence-hipressure-gas-sales-chief/

▼充てん作業者はこちら
https://fatmag.jp/licence-filling-worker/

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