冷蔵庫の節約のコツ!②

生活節約術

設置場所で省エネ

冷蔵庫は庫内を冷却するために使った熱を放熱する必要があります。この放熱が効率よく行われないと電力が無駄にかかることになります。
そのため、冷蔵庫の設置場所には放熱が十分にできるほどの隙間を作りましょう。
ここ20年くらいの冷蔵庫のタイプは側面に放熱する装置がついているものが主流です。両側の壁には2cm以上はスペースを作りましょう。また、熱は上へ上がっていくため冷蔵庫の上部にも気を付けなければいけません。上部には5cm以上のスペースを作りましょう。冷蔵庫の上に電子レンジなどを置く場合は台を使い隙間を確保しましょう。
実際、冷蔵庫の片側に隙間がある場合は、両側と上部に隙間がない場合と比べて、年間で約45kwh=約1220円の節約になります。

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ポイント

冷蔵庫の設置場所には放熱用に上と左右に隙間を作る。

節約 冷蔵庫

日頃のお手入れも重要

冷蔵庫には放熱が十分にできるようにするには設置場所だけではなくお掃除も大事になります。
冷蔵庫の下や背面に埃が溜まっていることも放熱の妨げになります。冷蔵庫の下や背面はお掃除が大変ですが定期的に行いましょう。冷蔵庫の移動は下部のカバーを外し高さ調節用のネジを回します。そうするとキャスターが動くようになるのでゆっくりと移動してください。メーカーや型により方法が違うこともあるので、移動方法は説明書でしっかり確認してください。
もう一つの大事なお手入れはドアのパッキンです。冷蔵庫のドアに名刺を挟んで落ちてしまうようならパッキンが古くなっており交換のタイミングです。しっかりと閉まらない状態では冷気が逃げてしまい電力の無駄使いです。新しいドアパッキンに交換してしっかりと閉まるようにしましょう。ちなみにドアパッキンは調味料などで汚れていることも多く、汚れによってしっかりと閉まらない場合もあります。冷蔵庫の下や背面と同様にドアパッキンも日頃からこまめにきれいにしておきましょう。

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ポイント

冷蔵庫周りの埃は定期的に掃除しましょう。ドアのパッキンも定期的に掃除し、劣化していたら交換しましょう。

保冷カーテンは使い方注意

冷蔵庫の冷気を逃がさないための保冷カーテンは節約になりそうですが、使い方には注意が必要です。
まずカーテンを付けることで中が見えにくくなり、また中の物を取り出しにくくなるために、ドアの開閉時間が長くなりがちです。
そして一番注意しなければいけないのが、保冷カーテンをつけることによりドアポケットの収納に冷気が届かなくなることです。保冷カーテンを使う場合には、ドアポケットに常温保存が可能なものを収納するなどの工夫をしましょう。
また、最新式の冷蔵庫では、保冷カーテンを使うことにより温度センサーが誤感知してしまい、無駄な電力を消費してしまうということもあるようです。
保冷カーテンを使う場合は自分の冷蔵庫のタイプや使い方に適しているかを確認してから使ってください。

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ポイント

保冷カーテンを使用する場合はドアポケットや温度センサーにも注意を払いましょう。

まとめ

24時間365日稼働している冷蔵庫には意外な省エネ方法もあります。効率よく使って節約しましょう。

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