節約!! 主婦による生活の知恵まとめ。

節約 主婦

主婦による節約術をご紹介。食費、光熱費、掃除のコツなど。生活費をおさえて貯金増大にチャレンジです!

食費の節約のコツ!

あなたの家のエンゲル係数は?

エンゲル係数とは、家計の中で食費の割合がどれだけ占めているかを示す数値です。この数値が高いほど食費が家計をひっ迫していることを表します。一般的にエンゲル係数が低ければ低いほど生活水準が高いとされています。
エンゲル係数の計算方法は、
エンゲル係数(%)=食費÷消費支出×100 です。
消費支出とは、収入から税金・社会保障・貯蓄額を差し引いた「実際に消費する金額」です。
では、現代の日本のエンゲル係数の平均値はどのくらいでしょうか?
令和2年の総務省のでデータでは、日本の家庭のエンゲル係数の平均は約25%のようです。
現代は、消費税の上昇や外食の多いライフスタイルにより、エンゲル係数が高くなってきている傾向があります。
フィナンシャルプランナーのアドバイスでは、エンゲル係数が20%程度に抑えられていて、尚且つ消費支出とは別に貯蓄額が確保できていることが理想と言われることがあります。世帯人数や状況にもよりますが、目安にしてみてください。

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ポイント

まず、家計と食費の割合を把握しましょう。

食費の見直しポイントは?

毎月の大体の食費が把握できたら、内容を見直して目標金額を設定しましょう。
この時のポイントは必ず無理のない目標設定をたてることです。無理なく続けられる生活スタイルをつくることが一番大切です。
食費の内容で見直す点は、「外食」・「お惣菜」・「お菓子」・「加工品」が減らせる部分があるかを確認して下さい。特に「外食」は月に一回減らすだけで年間で数万円単位で節約できます。
ついついコンビニで「お菓子」などを買っている習慣がついていないかも気をつけて下さい。意識的に「コンビニに行かない日」をつくることで無駄なちょこちょこ買いをする習慣がなくなります。
いきなり食費を大幅節約しようと頑張るより、無理なく削れるムダな部分を見つけてみましょう。

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ポイント

まずは「外食」と「ちょこちょこ買い」を削る

食費節約のキホン

おおまかに食費のムダが削れてきたら、更に食費の節約できる基本をおさえましょう。
やはりなんといっても食費の節約には自炊が一番です。自炊を効率よくお得に行なえるようにしましょう。 食材の買い物は、買い物リストを作ってから行きましょう。お店に行ってから目についた物を買っていると必要のない物まで買ってしまいます。必ず冷蔵庫の中身をチェックして、足りない食材をメインに買いましょう。
また、買い物はできるだけまとめてしましょう。時間削減にもなりますし、食材はまとめて買った方がお得に買えます。
そして、つくり置き料理を作りましょう。忙しい時に外食やお惣菜に頼る回数が減るでしょう。料理は一回分作るのとつくり置き分も作るのもそんなにかかる時間は違いません。つくり置きは節約生活の大きな味方になるので是非習慣づけましょう。
自炊を増やすと調味料などが加減できるので健康にも良いというメリットがあります。ただし、自炊が負担になって疲れてしまわない範囲でしましょう。

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ポイント

快適なペースで自炊を続けるのが一番の食費節約

まとめ

食費は、固定費とは違い、節約が可能な費用です。家計を見直すときは食費から無駄がないかをよく確認しましょう。

掃除の節約のコツ!

お金の貯まる人ほど部屋がきれい

お金持ちほど部屋がきれいというイメージはありませんか?それには実際に根拠があります。
まず、部屋に必要な物だけが置いてあれば持ち物を把握するのがとても楽ですね。日用品や雑貨が部屋のどこかに何個もあるのにまた新しく買ってしまう、なんてことがなくなります。お金が貯まる人は、必要な物だけを大事に長く使い、無駄な買い物をしないことが習慣になっています。
また、部屋をきれいにすることで空間の有効活用をしています。物を処分するのは「もったいない」と感じるかもしれませんが、物を置いている空間にも価値はあります。賃貸でも持ち家でも空間にお金を払っているので、それを有効に使わないのは非常に「もったいない」ことです。空間の価値に気づき大事にしているのです。
そして、身の回りをきれいにしておくことは精神面に非常に大きな影響を与えます。部屋がスッキリしていると頭の中もスッキリしてきますよね。仕事を効率よくこなせたり、新しいアイデアを出せたりするかもしれません。節約も気持ちに余裕がなければ難しいでしょう。
身の回りをきれいにして、仕事や生活を充実させ良い循環を作り出していきましょう。

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ポイント

掃除をすることで、物・空間・時間を有意義に使えます。

洗剤と道具はなるべく買わない

洗剤は掃除場所により専用の洗剤が数多く売られています。しかし、場所ごとに洗剤を買うのは物が増え複雑になるのでやめましょう。汚れの種類が分かれば洗剤は二つあれば良いのです。
一つ目は、油汚れ・皮脂汚れ用に「重曹」です。具体的にはコンロまわり・床や家具の拭き取り・シャツの皮脂汚れや血液のシミをきれいにします。
二つ目は、水アカ汚れに「クエン酸」です。風呂場・洗面台・シンクなど水回りのものをピカピカにします。
掃除道具も、使わなくなったものを活用しましょう。古着やボロボロになったタオルは必ずウエスにしましょう。掃除に使い終わったら捨てるだけ洗う手間も省けます。使わなくなった歯ブラシも再利用の定番ですね。毛先を少しカットして短くするとゴシゴシ洗うのに力が入れやすいですよ

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ポイント

「重曹」・「クエン酸」・「ウエス」が必須

秘訣はこまめな掃除

掃除の最大のコツは、何かをしながらササっとしてしまうことです
床掃除など気づいたときにしてしまえば1回の汚れは少なく簡単に終わります。洗面台やシンクも洗顔や食器洗いのついでに済ませましょう。
汚れを溜めないことが重要です。汚れを溜めてしまうと自分ではきれいにするのがどんどん難しくなります。最終的には業者に掃除を頼んだり家電を買い替えなければいけなくなったりすることになります。こまめな行動で大きな出費が抑えられるので、結果的に節約効果は抜群です。

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ポイント

軽い汚れなら掃除は簡単

まとめ

部屋をきれいにすることは自分の生活や考え方に大きな影響を与えます。シンプルに考えシンプルに行動する習慣を身につけましょう。

冷房の節約のコツ!

エアコンの節約は環境づくりから!

室内を効率よく冷やすには、環境を整えることがとても重要です
まず、エアコンをつける前の室温を高くしないように気を付けましょう。室温が高い状態から急激に冷やすと電気代が非常に多くかかります。部屋を閉め切って室内が暑くなっていた場合は、窓を開けて換気をしてからエアコンをつけましょう。
また、室温を上げないために窓にすだれや遮光・遮熱カーテンを使うことは非常に効果があります。特に植物を使ったグリーンカーテンは効果抜群です。室内への直射日光を遮るだけではなく、建物の壁に熱が蓄積されるヒートアイランド現象も緩和します。
忘れがちなのが室外機の周りの温度です。室外機の周りの温度が高いと、空気を排出しづらく電気代が多くかかります。室外機は外壁に密着させず、周りには物を置かないようにしましょう。打ち水も効果てきめんです。
最後に整えたい箇所は、フィルターです。必ず定期的に掃除をしておきましょう。フィルターをきれいにしておくことで汚れている時よりも約4%の電気代が節約できます。一週間に一度ほど掃除しておくと良いでしょう。電気代が無駄にかかることもなくアレルギー対策にもなります。

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ポイント

室内の日よけ・室外機の日よけ・フィルター掃除

エアコンの節約方法

設定温度は1℃下げると電気代を10%節約できるとも言われています。肌寒くなるほど低い温度設定は厳禁です。ただし、最近は猛暑日やマスクの着用で体感温度の高い日も多いです。適温の設定と水分補給などで熱中症にも注意してください。
節約目的で除湿モードを使うときには気をつける必要があります。除湿モードは、エアコンのモデルによって「弱冷房除湿」と「再熱除湿」があります。「弱冷房除湿」は節約になりますが、「再熱除湿」は冷房の効果はなく、そして電気代が多くかかります。「再熱除湿」は、梅雨時などのジメジメしていて気温の低い時期に使う機能です。自宅のエアコンのモデルがどちらの機能に当てはまるか確認をした上で使ってください。
エアコンの節約でとても効果が高いのは、扇風機と併用することです。エアコンで冷えた空気は室内の下にたまるので、上向きの風で室内全体に冷風が行き渡るようにしてください。空気が循環することで体感温度も低く感じます。扇風機に使われる電気代は僅かですので、扇風機の併用でエアコンの設定温度を下げれば大幅に電気代を抑えられることができます。

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ポイント

設定温度の下げすぎ注意・除湿モードは機能を確認・扇風機との併用

エアコンはつけっぱなしの方が得なのか

よく耳にする「エアコンはつけっぱなしの方が節約になる」と言うのは本当なのでしょうか。
実際、エアコンは起動時には非常に多くの電力を使い、室内の温度が一定になった後にはあまり電力を使いません。そのため短時間に電源を点けたり消したりすると電気代が多くかかるのは間違いありません。しかし、使う電力が下がるとはいえ電力は使われ続けます。長時間つけっぱなしにしていれば起動時の電力を超えてしまいます。
では、何時間だったらつけっぱなしの方が得なのでしょうか。
これは、条件によってまったく結果が違います。猛暑の日の木造の一軒家では、5時間まではつけっぱなしの方がお得だという実験があります。一方、マンションの場合は30分以上の外出では一度電源を消した方がお得という結果もあります。これは、マンションは気密性が高く室内の温度が一定に保たれやすいためです。
つまり、室内の温度と設定温度に大きく差があるときに電力が多くかかるということです。ですから、できるだけ室内の温度が高くならないの環境づくりは、節約にとって非常に重要なのです。
ちなみに運転モードは「弱」モードではなく「自動」モードにしましょう。自動モードで設定温度を維持する電力は非常に少ないです。

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ポイント

室温と外気温の差が大きいほど起動時の電力がかかる。外出時は短時間ほどならつけっぱなしがお得。

まとめ

夏の電気代を大きく左右するのがエアコンの使い方です。使用時だけではなく、環境づくりから整え上手に節約していきましょう。

洗濯の節約のコツ!②

粉末洗剤と液体洗剤のコスパ比較

粉末洗剤と液体洗剤のコスパを比較していきましょう。
液体洗剤はすすぎが1回で済む商品が多いのがメリットです。洗濯ですすぎを2回から1回にした場合、水道代と電気代を合わせた光熱費は約14円安くなります
ただし、液体洗剤は粉末洗剤よりも商品本体が割高です。一般的な商品で見ると、液体洗剤は洗濯1回に約17円、粉末洗剤は約12円かかると言われているので、液体洗剤のほうが1回の洗濯で約5円高くなります。
ちなみにジェルボールタイプの商品は1回に約22円で、便利ではありますが最も割高なタイプとなります。
液体洗剤を使って洗濯すると、粉末洗剤よりも光熱費が約14円お得、商品自体が約5円高価、これを単純計算すると液体洗剤を使って洗濯をする方が約9円お得になることになります。毎日1回の洗濯すると、年間では約3285円のお得になります
コスパだけで考えると、すすぎ1回が可能な液体洗剤のほうが優れているでしょう。

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ポイント

すすぎ一回の液体洗剤で光熱費の大幅ダウン

粉末洗剤のメリット

コスパだけを考えると、すすぎ1回の液体洗剤に軍配が上がりました。しかし、粉末洗剤には利点もあります。
まず、粉末洗剤は洗浄力が抜群です。液体洗剤の宣伝文句に「粉末洗剤に近い洗浄力!」などと使われるように、液体洗剤の洗浄力が改善されてるとは言え粉末洗剤には及びません。白いYシャツなど真っ白に洗い上げたい物の場合は、液体洗剤では物足りなく感じるかもしれません。
また、粉末洗剤は本体の価格が安く特にプライベートブランド商品や外国製商品では格安の物があります。例えば、0.9Kgで150円前後も売られていますが、これは1回の洗濯分では約5円です。一般的な粉末洗剤と比べると半額以下ですが、洗浄力は充分です。
ただし、粉末洗剤には使う際の注意点があります
洗濯の際に完全に溶かして使う必要があります。これは洗濯の節約のコツ!①でも書いた通り、お風呂の残り湯を使うことで解消されます。あらかじめ粉末洗剤を少量のお湯で溶かしてから洗濯機に投入する方法もあります。
粉末洗剤を使う際に大変相性の良いグッズがあります。洗濯ボールです。100円ショップなどで売っていて、ズボンや長袖の衣類が洗濯中に絡まらずに洗える商品です。これを使うことにより粉末洗剤の泡立ちが良くなり、最小限の洗剤の量で最大限の洗浄力が発揮されます。脱水の際も衣類が絡まらずにふんわりと皺が少なく済むメリットもあります。
このように粉末洗剤は洗浄力が抜群な上に格安の商品があり、コスパと洗浄力を両立することができます。しかし、光熱費を考慮すると、僅差ですすぎが1回で済む液体洗剤使用のほうが安くなります。汚れが少ない普段の洗濯には液体洗剤、真っ白に洗い上げたいときには粉末洗剤、と上手に使い分けすることが一番の節約になるでしょう。

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ポイント

洗浄力は粉末洗剤が最上。プライベート商品など格安なものを。液体洗剤と上手く使い分けて。

洗濯機の買い替えをどう考えるか

光熱費や洗濯洗剤の節約について、上では書きましたが、洗濯機の買い替えでは何を優先して考えればよいでしょうか。
新しい洗濯機の購入は大きな金額の買い物です。しかし、購入時に高いと感じても、最新の洗濯機ほど省エネの性能が優れていて、光熱費や洗剤代が節約ができます。また、容量の大きな洗濯機に変えれば洗濯の回数を減らすこともでき、長い目で見れば節約になります。
乾燥機能がついていれば更に高額になり、電気代もかかります。しかし、洗濯干しの手間や天候に左右されずに洗濯物が乾くことを考えれば決して損ではないでしょう。家事から解放されその時間を有意義に使えるなら、価値のある買い物といえるでしょう
反対に多くの機能がついている必要がない場合は、2万円台~の価格で買えます。シンプルな製品は構造が複雑ではないので壊れにくく長持ちする可能性があります。
ご自身にとって何を優先するべきかを考えて納得のいく買い替えをしましょう。
ちなみに家電は新商品が発売されて半年後ほどで安く買えることが多いようです。縦型洗濯乾燥機は4~5月ドラム式洗濯乾燥機は9~10月がお買い得に買えることが多いようなので、ぜひ時期を狙価値のある品を選んでください。

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ポイント

自分の優先するべきポイントを決めて商品を決めましょう

まとめ

洗剤は特性を知って上手に使い分けましょう。洗濯機の買い替えでは価格だけでなく自分に大事な価値観を理解して商品を選びましょう。

洗濯の節約のコツ!①

洗濯を一回するといくらかかるか?

洗濯にかかる光熱費は電気代と水道代です。
1回の洗濯でかかる電気代は2円ほど。毎日洗濯しても電気代は月に60円ほどなので節約はあまり考えなくて良いでしょう。
一方、水道代は1回に23円ほど、年間では8000円以上にもなります
意識せずに洗濯機を使っていると洗濯の効果が発揮できなかったり、無駄な水道水を使ってしまったりしてしまいます。上手な洗濯機の使い方をしていきましょう。

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ポイント

洗濯のメインの光熱費は水道代

効率的な洗濯が節約に

洗濯機を適切に使いましょう。洗濯物の汚れが効率よく落ちるだけでなく、洗濯機自体に負担がかからず本体が長持ちしますし、ムダな光熱費をかけることもなくなります
まず、一回の洗濯物の量は洗濯槽の8割ほどまでにしてください。洗濯の回数を少なくしようとして一度に洗濯物を詰め込んでしまうと汚れが落としきれなくなります。また故障の原因にもなりますので詰め込みは厳禁です。逆に半分にも満たない量で洗濯してしまうと、水道代が多くかかります。少ない量で洗濯機を回すことが多い家庭では、洗濯のサイクルを見直して8割程度に溜まってから洗濯をするようにしましょう。
また、洗濯モードを上手に見極めて使いこなしましょう。普段は標準モードやお任せモードを使うことが多いかもしれません。通常の洗濯物はお急ぎモード(スピードモード)で十分です。お急ぎモードにすることで時間も2~5割短縮できますし、水道代も3割ほど節約できます。汚れがひどいものでも汚れ一部分だった場合はその部分をあらかじめ手洗いすることでお急ぎモードで洗うことができます。靴下などの汚れものは、浸け置きしておいてお風呂のついでにサッと洗うのもいいかもしれません。
細かいことですが、洗濯ものを入れる順番にもコツがあります。重いものを下に入れることで洗濯槽の回転が効率よく汚れが落ちやすくなります。お急ぎモードで十分に汚れを落とすためにも、洗濯機を長持ちして使うためにも心がけてみてください。

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ポイント

量は8割・スピードモードで。重いものを下に入れる

お風呂の残り湯を使うときの注意点

お風呂の残り湯を洗濯に使うことは水道代の節約に絶大な効果があります。ただし、注意するべきポイントがありますので気を付けてください。
まず、入浴剤が入っていたり、汚れがひどい残り湯は洗濯には向きません。入浴時になるべく湯舟に皮脂が残らないように体をよく洗いましょう。ホコリなどのゴミはあらかじめ取っておくと良いでしょう。
そして、残り湯はできるだけ早く使ってください。時間を置けば置くほど雑菌の繁殖がすすみます。ひと晩放置すると雑菌の数が100倍になるとも言われています。温かいお湯のほうが汚れ落ちがいいこともあり、まだ冷めきってないうちに洗濯に使うのが良いでしょう。
雑菌は洗濯洗剤によって分解され洗濯物に移ることはないのですが、より衛生面や匂いに気を付けたい場合は、部屋干し用洗剤を使う、漂白剤・重曹を加える、などを試してください。
あとは洗濯の際に残り湯を入れるだけです。すすぎは必ずきれいな水を使ってください。残り湯を汲むホースや洗濯槽を定期的に掃除することも雑菌の繁殖防止になります。

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ポイント

雑菌の繁殖を抑えるポイントをおさえましょう

まとめ

上手な使い方で、きれいに洗濯をして水道代も節約しましょう。次は節約のための洗濯機と洗剤選びついてまとめていきます。

電子レンジの節約のコツ!

電子レンジの電気代

電子レンジの使用時の電気料金を大体把握しておきましょう。電気の料金プランにもよりますが、一般的な500Wの電子レンジだと1分使うのに0.23円ほどです。5分で1円ほどですので経済的な電化製品です。ただし、家族構成や使用頻度によっては電気料金が増えてしまうので、節約できる使い方を心がけましょう。

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ポイント

電子レンジは5分で1円ほどの経済的な家電

節約できる使い方

食品に効率よく熱を伝導できるような使い方をしましょう。
まず、食品は小分けにして温めましょう。大きなかたまりは真ん中まで熱が伝わるのに時間がかかります。ご飯や野菜などを冷凍していたものを温めることもよくあると思います。その場合は冷凍する段階で小分けにしておきましょう。また、何個か同時に温める時にムラが出ないように時に大きさを均一にして小分けにしておきましょう
電子レンジ使用時に食材を置く場所はターンテーブル皿の端です。電子レンジのマイクロ波は一方向から出ているため、真ん中に置いてしまうと一方向からしか温められずに均等に熱が伝わりません。ターンテーブル式でない場合は真ん中に置いて問題ありません。
冷凍したものを温めたり解凍したりする場合は上手に自然解凍の力も使いましょう。事前に使うことが分かっていれば前の晩に冷蔵庫へ移動したり使う数時間前に常温の場所に移しておくと電子レンジを使う時間が大幅に削減できます。

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ポイント

小分けに温める・皿の端に置く・自然解凍と併用する

ガスコンロとの比較

野菜の下ごしらえなど「茹でる」のは電子レンジのほうが経済的です。料理に上手に活用しましょう。煮物では、あらかじめ具材に電子レンジで熱を通してから煮るとガス代の節約になります。これには荷崩れしにくいという効果もあります。焼く調理では、焼き目を付けた食材を電子レンジで中までしっかり熱を通すという方法もあります。
少量の水を沸かすのも、ガスで沸かすよりも電子レンジのほうが節約になります。ただし、1リットル以上のたくさんの水を沸かす場合は、ガスコンロのほうが節約になります。実は電子レンジは液体よりも個体を温めるのが得意です。何も混ざっていない水、更に多量に沸かすとなると電子レンジは効率がよくありません。

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ポイント

料理の下ごしらえとカップほどの少量の水は電子レンジで

まとめ

電子レンジの特徴をよく知って効率の良い使い方をしましょう。

食器洗いの節約のコツ!

食器洗いの節約の基本

食器洗いの節約の基本は、あらかじめ汚れを拭き取り、桶に溜めた水で洗うことです。
汚れが多ければ、洗剤と水道水の使用量が多くなってしまいます。汚れた食器を重ねて汚れを広げてしまうなんて言語道断です。
まず、汚れはあらかじめ拭き取りましょう。拭き取りには、古新聞古布使用済みのキッチンペーパーなどを再利用しましょう。ゴムベラを使って汚れを取るものいいですね。
そして、桶に溜めた水に食器を漬けます。ここでも水の再利用をしましょう。野菜を洗った水などを捨てずにとっておきます。特に米のとぎ汁やパスタやうどんのを茹で汁はデンプン質が溶け出していて油汚れを落とす力があります。必ず桶に溜めておきましょう。

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ポイント

汚れは拭き取ってから、溜め洗い!

節約 食器洗い

洗剤選びも大事

洗剤には複合石けんを選びます。複合石けんとは、石けんの成分と合成界面活性剤の成分が複合された洗剤のことです。
石けんは泡切れがよく、泡を流すのに水をあまり使わずに済みます。しかし、洗浄力は合成界面活性剤よりも劣ります。ひどい汚れは、洗浄力が弱いと何度も洗わなければならないため節約になりません。そのため洗浄力の強い合成界面活性剤と泡切れの良い石けんの複合タイプが最適なのです。
ちなみに食器洗剤の本来の使い方は溜めた水に洗剤を少量入れて、その桶の中で食器を洗います。洗剤の使用料の説明には原液ではなく希釈して使うことを前提に書かれていることが多いはずです。この使い方をすれば洗剤の量もムダなく使うことができるでしょう。

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ポイント

泡切れと洗浄力のある複合石けん

水量と水温に気を付ける

溜め洗いした後は最後にすすぎです。すすぎに使う水の量に気を付けましょう。シャワーに切り替えると水量は節約できます。
溜め洗いをし、複合石けんを使い、すすぎを手早く済ます、これで食器洗い1回の水量を30L節約できます。年間で水道代が約2600円の節約になります。
また、冬場に使うお湯の温度を40℃から38℃に下げると年間でガス代が約1430円節約できます。ひどい油汚れには、水温の高いお湯が必要なので、やはり汚れを拭き取っておくことは重要ですね。

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ポイント

ちょっとの心がけで年間で約4030円の節約

まとめ

食器洗いは毎日の行う家事なので節水のチャンスです。節約・省エネの行動を習慣化していきましょう。

トイレの節約のコツ!

温水洗浄便座は2種類

温水洗浄便座には「貯湯式」「瞬間式」の2種類があります。
「貯湯式」は温水を貯めておく方式、「瞬間式」は使用する直前にお湯を沸かす方式です。
便座の交換を検討する際は、家族構成や使用頻度によって適切なタイプな物を選びましょう

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ポイント

温水洗浄便座は貯湯式と瞬間式の2種類。

トイレ 節約

貯湯式の特徴

貯湯式のメリットは、製品自体の価格が割安なため初期費用が抑えられます。貯湯式の便座は1万円前後~購入できます。瞬間式は安価な物でも3万円前後します。
貯湯式のデメリットは、温水を常に保温しておくため電気代がかかります
また、連続で温水を使用すると貯めてた温水がなくなり冷水になってしまいます。反対に長期不在などで使用しない時間が長くなると貯めていた温水が腐敗する可能性があります。久しぶりに使う場合はお湯抜きをして新しい温水にしましょう。

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ポイント

貯湯式は安価ですが保温に電気代がかかります。

瞬間式の特徴

瞬間式は、貯湯式に比べ製品が割高ですが、その分グレードの高いラインナップがそろっており快適に使える製品が多くなっています。
そして、温水の保温をしないため電気代も低く済みます。貯湯式と比べると年間で約1850円節約になります。
また、使用直前に温水を作るために温水切れの心配もありませんタンクが不要なためトイレ内のスペースも広々使えます。
デメリットは、電気代は抑えられるのですが、瞬間的に使う消費電力が高いために電気容量が低いとブレーカーが落ちる可能性があります。一般家庭では30A以上あると安心でしょう。

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ポイント

瞬間式は割高ですが年間維持費が安い。

こまめに節約

便座のフタを閉めると年間で約35KWH=約940円の節約、
暖房便座と温水温度を一段階下げると年間で約40KWH=約1080円の節約になります。

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ポイント

便座の蓋を閉めて節約。温度調整で節約。こまめに節約!!

まとめ

家族が多いなど使用頻度が高い場合はお湯切れの心配もなくランニングコストも抑えられる瞬間式の温水洗浄便座がおススメです。どちらの種類の温水洗浄便座でも、こまめな温度設定で年間の電気量を抑えましょう。

冷蔵庫の節約のコツ!②

設置場所で省エネ

冷蔵庫は庫内を冷却するために使った熱を放熱する必要があります。この放熱が効率よく行われないと電力が無駄にかかることになります。
そのため、冷蔵庫の設置場所には放熱が十分にできるほどの隙間を作りましょう。
ここ20年くらいの冷蔵庫のタイプは側面に放熱する装置がついているものが主流です。両側の壁には2cm以上はスペースを作りましょう。また、熱は上へ上がっていくため冷蔵庫の上部にも気を付けなければいけません。上部には5cm以上のスペースを作りましょう。冷蔵庫の上に電子レンジなどを置く場合は台を使い隙間を確保しましょう。
実際、冷蔵庫の片側に隙間がある場合は、両側と上部に隙間がない場合と比べて、年間で約45kwh=約1220円の節約になります。

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ポイント

冷蔵庫の設置場所には放熱用に上と左右に隙間を作る。

節約 冷蔵庫

日頃のお手入れも重要

冷蔵庫には放熱が十分にできるようにするには設置場所だけではなくお掃除も大事になります。
冷蔵庫の下や背面に埃が溜まっていることも放熱の妨げになります。冷蔵庫の下や背面はお掃除が大変ですが定期的に行いましょう。冷蔵庫の移動は下部のカバーを外し高さ調節用のネジを回します。そうするとキャスターが動くようになるのでゆっくりと移動してください。メーカーや型により方法が違うこともあるので、移動方法は説明書でしっかり確認してください。
もう一つの大事なお手入れはドアのパッキンです。冷蔵庫のドアに名刺を挟んで落ちてしまうようならパッキンが古くなっており交換のタイミングです。しっかりと閉まらない状態では冷気が逃げてしまい電力の無駄使いです。新しいドアパッキンに交換してしっかりと閉まるようにしましょう。ちなみにドアパッキンは調味料などで汚れていることも多く、汚れによってしっかりと閉まらない場合もあります。冷蔵庫の下や背面と同様にドアパッキンも日頃からこまめにきれいにしておきましょう。

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ポイント

冷蔵庫周りの埃は定期的に掃除しましょう。ドアのパッキンも定期的に掃除し、劣化していたら交換しましょう。

保冷カーテンは使い方注意

冷蔵庫の冷気を逃がさないための保冷カーテンは節約になりそうですが、使い方には注意が必要です。
まずカーテンを付けることで中が見えにくくなり、また中の物を取り出しにくくなるために、ドアの開閉時間が長くなりがちです。
そして一番注意しなければいけないのが、保冷カーテンをつけることによりドアポケットの収納に冷気が届かなくなることです。保冷カーテンを使う場合には、ドアポケットに常温保存が可能なものを収納するなどの工夫をしましょう。
また、最新式の冷蔵庫では、保冷カーテンを使うことにより温度センサーが誤感知してしまい、無駄な電力を消費してしまうということもあるようです。
保冷カーテンを使う場合は自分の冷蔵庫のタイプや使い方に適しているかを確認してから使ってください。

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ポイント

保冷カーテンを使用する場合はドアポケットや温度センサーにも注意を払いましょう。

まとめ

24時間365日稼働している冷蔵庫には意外な省エネ方法もあります。効率よく使って節約しましょう。

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冷蔵庫の節約のコツ!①

食品の詰め込みすぎは良いことなし!

冷蔵庫内に食品を詰め込みすぎると庫内を冷やすのに電力が多くかかります。
また、食品を探す時間が多くなりドアを開けている時間増えてしまいます。
物が多いと、全部を把握するのは難しく、食べずに消費期限が切れてしまうこともあるかもしれません。
やってしまいがちなのは冷蔵の必要のないものも「とりあえず」と冷蔵庫の中に保管してしまうこと。未開封の調味料などは常温で保管しましょう。
ポイントは、よく使う物はパッと取れるように手前に置き、奥の物も見える量にすることです。
冷蔵庫に物を詰め込んだ場合と半分にした場合では年間で約43kwh、無駄な開閉をなくし1回の開ける時間を短くすると約17kwh、合計で約60kwhの節電、年間で約1640円の節約ができます。

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ポイント

頻繁に使用するものは手前に配置。冷蔵庫の整理で年間約1640円の節約。

節約 冷蔵庫

冷凍庫だけは詰め込もう

冷蔵庫の詰め込みはNGですが、冷凍庫は隙間なく詰めましょう
凍った食品同士が保冷材の役割をして低温に保ってくれます。
この時に気を付けるべきことは、ドアを開けたときに全部の食材が見えてる状態にすることです。冷蔵庫と同じく、把握できずにを使い切れないことが一番もったいないですね。タッパーやジッパーバッグを使い上手に収納してください。
ドアの開閉を少なくして開ける時間を短くするのは冷蔵庫も冷凍庫も同じです。

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ポイント

冷凍庫は食品を隙間なく詰める。

季節によって温度設定を変えよう

冷蔵庫内の温度は外気温によっても影響されます。
そのため、気温の低い冬に冷蔵庫の設定温度を低くする必要はありません。
周囲の温度が22℃では、冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」にすると年間で電力を約61.7kw=約1650円節約できます。夏の暑い時期以外は設定温度を「中」にして電気代の節約をしましょう。
また、設置場所にも気を付けてください。
直射日光のあたる場所やコンロの間近など外気温が高くなる場所を避け、庫内の温度が高くなるのを防ぎましょう。

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ポイント

季節に合わせた温度設定を見直しましょう。

まとめ

24時間365日稼働している冷蔵庫、効率よく使って節約しましょう。

ガス・石油ファンヒーター 節約のコツ!

スイッチを早めにOFF

ガス・石油ファンヒーターなど暖房器具をギリギリまでつけないで、お出かけや寝る15分程度前にスイッチを切ってしまいましょう。
スイッチを切っても室温が急に下がることはありませんので、残りの暖気を有効活用します。お出かけや寝る直前までつけているのは電気代やガス代がもったいないです。 出かける前や就寝の15分前くらいに暖房器具をOFFにして節約に繋げましょう!

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ポイント

暖房器具は早めにOFF

節約 ガスファンヒーター

フィルターはこまめに掃除

ファンヒーターのフィルターはこまめに掃除しましょう。ファンヒーターの性能をフルに活用するには、フィルターのお手入れは欠かせません。フィルターにほこりがたまっていると、機器の性能を低下させ、燃料の浪費や機械の故障にも繋がります。フィルターは掃除機でほこりを吸い取ったり、ぬるま湯で洗ってからしっかり乾かしましょう。

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ポイント

フィルター掃除は家電製品の要

体感温度アップ!

暖房器具の温度を上げる前に、衣服を工夫して体感温度をアップさせましょう。寒いからといって設定温度を上げると部屋全体の温度を上げることになり、ガス代や電気代の浪費に繋がります。自分が温かくならば、部屋全体を温めなくても良いですよね。設定温度を上げる前に着る物を工夫しよう!

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ポイント

1枚羽織って1度節約

まとめ

毎日、使用時間を1時間短くすると、ひと冬で石油ファンヒーター約1500円、ガスファンヒーターで約2100円節約できるようです。上のような工夫をして少しでも無駄なくガス・石油ファンヒーターを使いましましょう。

お風呂の節約のコツ!

追い焚きは最小限に

追い焚きを少なくするとかなりの節約になります
例えば、毎日お風呂を2時間放置して4.5度冷めたお湯を追い焚きすれば年間で約6,190円(都市ガスの場合)もかかってしまいます。
完全に冷めてしまった場合は、新しくお湯を張ったほうがガス代はかからないほどです。
家族でのお風呂は、間隔を空けずに入る、保温用のフタを使う、などをしてお湯の温度が下がるのを防ぎましょう。

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ポイント

追い焚きより保温。

風呂 節約

シャワーとお風呂はどちらがお得?

シャワーで流れるお湯の量は意外と多いです。 シャワーを1分間使うと12L、家族4人が4分ずつシャワーを使うと、湯舟1杯分とほぼ同じになります。
冬場など体が温まっていない状態でシャワーを浴びれば15分ほどはかかってしまいます。
寒い時期は湯舟で体を温めてからシャワーを手早く済ますほうがお得かもしれませんね。

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ポイント

体を温めてからシャワーで節約。節水シャワーヘッドなどを活用してみるのも良いでしょう。

シャワーのお湯の量を減らす裏ワザ

シャワーで使うお湯の量が意外と多いことが分かったところで、シャワーのお湯の量を減らす工夫を。
体の洗う順番を変えるだけでシャワーで使うお湯の量を減らすことができます。
例えば、(1)シャンプー(2)リンス(3)体(4)顔、とそれぞれ1回ずつシャワーを流すのではなく
(1)シャンプーと体(2)リンスを顔、と一緒に流すことでシャワーを使う回数を減らせます。 また、家族で一番最後にお風呂に入る人は手おけを使って湯舟にたまったお湯もうまく使ってください。

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ポイント

体の洗う順番を変えてお湯の量を節約。湯舟にたまったお湯も無駄なく利用。

まとめ

家庭で使う大部分のガス・水道代はお風呂です。
毎日のちょっとした工夫で、光熱費の大幅カットを目指しましょう。

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