【iDeCo】手数料のすべて

生活節約術

iDeCoにかかる手数料一覧

  • 加入時手数料=名前のとおり、加入時にかかる手数料です。これは国民年金基金連合会に対して2,829円支払うものなので、どの金融機関を選んでもかかります。ごくまれに加入時にこれにプラスして加入時手数料がかかる金融機関があります。
  • 口座管理手数料=iDeCo口座の管理・維持にかかる手数料です。月々、国民年金基金連合会に105円+事務委託先金融機関に66円=計171円かかります。このほかに金融機関ごとに自由に金額が設定できる運営管理手数料がかかります。無料の金融機関もあります。月々にかかるものなので、この運営管理手数料をいかに安くするかが重要です。
  • 移管時手数料=iDeCo口座を別の金融機関に移す時にかかる手数料です。
  • 給付事務手数料=60歳以降にiDeCoの給付金を受け取るときにかかる手数料です。基本的に440円と決まっていて金融機関ごとの差はありません。一括で受け取るか分割で受け取るかで差が出てきます。「年に何回受け取るか」を指定できる金融機関もあります。分割で毎月受け取ると、月々440円が何年も積み重なると大きな額になることを心に留めておきましょう。
  • 還付事務手数料=これは、国民年金の未納時などや限度額を超えて拠出してしまった時にに掛金の還付にかかる手数料です。
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ポイント

ポイントは月々かかる口座管理手数料の安い金融機関を選ぶことです。また、給付時は自分の状況を考慮して受け取り方を決めてください。

手数料とは別に・・・信託報酬

信託報酬とは、iDeCoにかかる費用ではなく、運用商品の投資信託にかかる手数料です。
段階的に解説します。
  • 投資信託とは?=運用の専門家(運用会社)が投資家から集めた資金を株式・債券・不動産などに分散して投資する商品です。どのような方針で投資するかは商品によって変わります。分散投資で運用するためリスクが抑えられるメリットがあります。
  • 信託報酬とは?=投資信託を運用している会社に支払う手数料です。
  • 資産の何%という形=信託報酬は月々に〇〇円という定額ではなく、運用資産に対して何%という形で費用が掛かります。大体0.15%~2.5%の商品が多いです。運用資産が大きくなれば1%の差が大きくなります。
  • インデックスファンドがおすすめ=投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」があります。「インデックスファンド」は市場平均と同じ成果を狙っていて安定したリターンが望めます。「アクティブファンド」は市場平均を上回るリターンを狙っていますが勝率が低くなります。そしてインデックスファンドの方が信託報酬は低く設定されているため、初心者の方はリスクも手数料も低い「インデックスファンド」から始めましょう。
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ポイント

自分の投資する商品の方針が決まったら、そのタイプの中から一番信託報酬の低い商品を選びましょう。

どの金融機関がお得?

  • ネット証券=一般的にネット証券は手数料が低く、銀行や保険会社は手数料が高いです。銀行や保険会社で勧めらるままに加入せず、自分で納得のいく金融機関を選びましょう。
  • 運用商品が豊富=信託報酬は運用商品によってマチマチです。信託報酬が低く信頼度の高い商品がたくさんある金融機関を選びましょう。
  • 現在使っている証券会社=NISAやその他の投資をしている人は今まで使っている証券会社を使うと一括での管理がしやすいでしょう。
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ポイント

大手ネット証券がおススメです。

まとめ

iDeCoは複雑な部分がありますが少しづつ理解していきましょう。

iDeCoののメリット
生活節約術
【今さら聞けない】iDeCo①
iDeCoの注意点
生活節約術
【今さら聞けない】iDeCo②
iDeCoの手続きなど
生活節約術
【今さら聞けない】iDeCo③

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