特にエアコンを使う時間が長いのではと思います。
そんな日常的に使っているエアコン暖房を少しでも節約できるワザをまとめます。
エアコンの暖房の仕組みは?
エアコンの暖房は「ヒートポンプ」という技術を使って室内を暖かくしています。空気は冷たい方へ流れる性質があります。室外機の中に「冷媒」というとても冷たい部分があり、そこに空気が集まります。その空気の中にも熱が含まれていて、その熱をかき集めます。
集められた熱は「圧縮器」という部分で圧縮します。熱は圧縮されると非常に熱くなります。
熱くなった熱は配管を通って室内機へ届き、冷たい部屋に流れていきます。このようにしてエアコンから温かい風が送られます。
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ポイント
少ない熱を大きな熱にする「ヒートポンプ」は優れた省エネ技術なのです。
冬の電気代が高い理由
夏もエアコンを日常的に使いますが、夏よりも冬の方がの電気代が高い場合が多いと思います。その理由は、外気温と設定温度の温度差です。
エアコンが一番電力を使うときは、室内を設定温度にするまでの間です。
夏は、外気温の30℃ほどから5℃程度下げれば涼しく感じます。
しかし冬は外気温が一けた台の気温から15℃以上は上げなければ暖かくなりません。
そのため、冬の方がエアコンの電力が多く使う必要があるのです。
暖房をエアコンの1℃下げると電力を約10%抑えられます。設定温度の上げすぎには注意しましょう。
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ポイント
環境省の推奨の設定温度は20℃ですので、目安にしましょう。
簡単にできるエアコン暖房の節約方法
- 自動運転にする=上で説明したように一番電力を使うのは設定温度にするまでです。電力を節約しようとして弱運転などにすると、設定温度になるまでに時間がかかり電力を使う時間が増えてしまいます。自動運転では設定温度になった後は自動で省エネ運転になるので節約になります。
- 室外機の日よけを外す=冷房運転をする場合は室外機に日が当たらないように日よけをつけた方が節約になりますが、冬は室外機が冷えると能率が悪くなります。日に当てて室外機が冷えすぎないようにしましょう。雪がつもる地方では室外機の周りに雪が積もらないように雪よけをつけると良いでしょう。
- エアコンの風を下向きにする=暖かい空気は上に流れるのでエアコンの風向きを下にしておきましょう。サーキュレーターを使って空気を循環させるのも部屋を効率的に温める方法になります。
- フィルター掃除=これは冷房の時でも同じです。フィルターや室外機周りはきれいにしておきエアコンの作動効率が下がらないようにしましょう。
冷房の節約のコツ!
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ポイント
部屋の保温効果を上げるために、カーテンを厚手にしたり窓に断熱フィルムを張るのも良いでしょう。
まとめ
暖房器具の中では省エネなエアコンですが、稼働時間が長いので節約のひと工夫をしていきましょう。
【暖房器具】どの部屋に何を置くのがいい?
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