アンペアって何?電気料金との関係について

アンペアとは電気でどういったものを表す言葉なのでしょうか?
電気の契約をしていると必ずと言っていいほど「A(アンペア)」が登場します。

この記事では、家庭の電気に登場するアンペアについて解説します。
ボルトとの違い電気料金との関係性電化製品に流れるアンペア数について確認してください。

1.アンペアって何?ボルトとの違いは?

プロパンガス電気料金で登場するアンペア(A)とは、電気の流れる量(大きさ)である電流のことです。
アンペアを見ることで一度に使う電気の量を確認することができます。

アンペア(A)とは別に、電気ではボルト(V)もよく登場しますが、それぞれの違いを理解するために水で例えてわかりやすく説明します。

アンペアを例えるなら、蛇口から流れる水の量が電流に該当します。
アンペアが大きいと、蛇口から流れ出る水の量(電流)が多いというわけです。

ボルトを例えるなら、蛇口から流れ出る水の強さ(水圧)が電圧に該当します。 蛇口をひねればひねるほど、強い水(水圧の高い水)が流れ出ますよね。 この水圧のことを電気用語で「電圧」と呼んでいます。 水量=電流、水圧=電圧とだけ覚えておきましょう。

家庭で使用する電化製品や電気機械は、動作させるためにエネルギー(電力)が必要です。

エネルギー(電力)は、電圧と電流によって生み出されますが、使用する電化製品ごとに流れる電流の大きさは異なります。
電化製品の使用台数や一台あたりの消費電力が大きければ、それだけ大きな電流が流れます。

電力会社と契約する際には、家庭で消費する電気の使用量にあったアンペアを選択し、停電しないように余裕を持って電気を使用しましょう。

2.契約しているアンペアと電気料金の関係について

アンペアの知識は電気代の目安に

先ほどの項目では、家庭で消費する電気の使用量にあわせたアンペアの選択が大切であることがわかりました。

では、契約するアンペアと電気料金には、どのような関係があるのでしょうか?

電気の基本料金は電力会社ごとに異なりますが、ここでは、東京電力エナジーパートナー(以下「東京EP」と表記)のアンペア制プラン「従量電灯B」を参考にして確認しましょう。

契約アンペアの基本料金
契約アンペア ブレーカーの色 基本料金(税込)
10A 赤色 286円
15A 桃色 429円
20A 黄色 572円
30A 緑色 858円
40A 灰色 1,144円
50A 茶色 1,430円
60A 紫色 1,716円

上記が東京電力EPのアンペア制プランです。

契約するアンペア数が大きくなるほど、電気の基本料金が高くなります。
このアンペアごとに異なる電気の基本料金に電化製品で発生するそれぞれの電気代を加えたものが月々に発生する電気代です。

つまり、電気料金に登場するアンペアについて知識を深めることで、毎月支払う電気代の目安と安全に使用するために必要なアンペアの大きさがわかります。

3.電化製品に流れるアンペアってどのくらい?

これまでの内容で、毎月支払う電気代と電化製品には密接した関係があることを確認しました。

電気代は、電化製品の使用時間とアンペア数の大きさに比例するので、電化製品ごとに流れる電流の大きさを把握しておくことは節電するうえでもかなり大切です。
一般家庭でよく用いられる電化製品を例にアンペア数について見ていきましょう。

電化製品 アンペア数
扇風機 0.3A
LED照明 0.3A
空気清浄機 0.5A
デスクトップパソコン 0.5A / 1.5A(最大時)
照明(電球系蛍光灯) 0.7A
パソコンモニター 0.8A
テレビ(32型) 1.2A
テレビ(42型) 2.1A
冷蔵庫(400L) 2.5A
全自動洗濯機 3A
エアコン(10畳用) 7.5A / 14A(起動時)
掃除機 10A
炊飯器 11A
ドライヤー 12A
食器洗い乾燥機 13A
電子レンジ 15A

上記が電化製品ごとに流れるアンペア数の大きさです。

一般的には、電気を光エネルギー(照明やテレビの液晶)などに変えるものは電流が小さく、電気を熱エネルギー(ドライヤーや電子レンジ)などに変えるものには大きな電流が流れます。
夏や冬の季節に多く使用する冷暖房器具の電気代が高いのはこのためです。
生活で使用している電化製品のアンペア数について、簡単にでも把握しておきましょう。

4.一人暮らしの契約アンペアはどうしたら良い?

一人暮らしの方は契約アンペアを見直そう!

一人暮らしをしている方は、電気の使用量はある程度一定に保たれます。
そのため、契約アンペアを見直すことで電気代の節約が可能です。

現在、東京電力EPで50Aの契約している場合は月1,430円ですが、これを30Aに変更することで月858円となるため、毎月572円、年間にして6,864円節約できます。

一人暮らしの場合、同時に電化製品を使用する機会が少ないため、30Aでも不自由なく生活できます。一度、電気の契約アンペアが適切なのかを見直してみましょう。

まとめ

今回の記事では、家庭の電気で登場するアンペアについて、ボルトとの違いや電気料金との関係性、電化製品に流れるアンペア数と一緒に解説しました。

電気は、日常生活で欠かせないものです。

しかし、目に見えるものではないため、正確に理解するのが難しいですが、水などに例えて考えると非常にシンプルです。 アンペア(電流)についての情報を集めておくことで家庭で支払う電気料金やブレーカーが落ちないための契約アンペアを正確に選択できます。

この記事で紹介した電化製品のアンペア数や基本料金の表を参考にして、契約アンペアについて一度、見直しておきましょう。

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