次に掲げる種類の高圧ガスを導管で受け入れ、又は併記の数量以上の貯蔵能力を有する貯蔵設備に貯蔵して消費する事業所において、特定高圧ガス取扱主任者に選任される方で、講習によりその資格を得たい方です。
種類 | 選任が必要な貯蔵数量 |
---|---|
圧縮水素 | 容積300m3以上 |
圧縮天然ガス | 容積300m3以上 |
液化酸素 | 質量3000kg以上 |
液化アンモニア | 質量3000kg以上 |
LPガス | 質量3000kg以上(LP法施行令第2条に掲げる業務用消費者は10000kg以上) |
液化塩素 | 質量1000kg以上 |
特殊高圧ガス | 貯蔵する数量の多少に関係なく必要 |
※モノシラン、ジシラン、アルシン、ホスフィン、ジボラン、モノゲルマン、セレン化水素の7種類のガス
高圧ガス移動監視者【講習】
高圧ガス(第一種・第二種)販売主任者【試験・講習】
特定高圧ガス取扱主任者 講習
特定高圧ガス取扱主任者 受験資格
製造保安責任者免状(冷凍以外)又は第一種販売主任者免状の所有者は資格要件を満たしています。(ただし、LPガスにあっては第一種販売主任者免状を除きます。) なお、参考情報として、医療ガスを取り扱っている皆様には、厚生労働省から平成29年9月6日付けで「医療ガスの安全管理について」が発出されていますのでご確認ください。特定高圧ガス取扱主任者 講習内容
講習2日間
講習検定
- 「法令」3時間 消費に必要な学識と保安管理技術
- 「学識と保安管理技術」は8時間の講義
講習検定
- 法令 消費に必要な学識と保安管理技術
特定高圧ガス取扱主任者 講習料金
- 14,600円 (高圧ガスの種類にかかわらず同一料金)
特定高圧ガス取扱主任者 講習日程・場所など
▼各都道府県液化石油ガス教育事務所までお問い合わせくださいhttps://www.khk.or.jp/qualification/examination_course/course_duty/index.html
年3回開催(全国10ヶ所程度で開催予定)
特定高圧ガス取扱主任者 講習の申込
講習を実施する各機関へお問い合わせください▼KHK本支部、一般高圧ガス関係団体、
https://www.khk.or.jp/qualification/examination_course/otoiawase/inq_01.html
▼液化石油ガス教育事務所(LPガスのみ)
https://www.khk.or.jp/qualification/examination_course/otoiawase/inq_02.html
特定高圧ガス取扱主任者 過去問
問1
高圧ガス保安法第1条の条文の(イ)~(ハ)に入る語句の組み合わせとして正しいものは(1)~(5)のうちどれか。【この法律は、高圧ガスによる災害を防止するため、高圧ガスの(イ)、貯蔵、販売、移動その他の取り扱い及び(ロ)並びに容器の製造及び取り扱いを規制するとともに、民間事業者及び高圧ガス保安協会による高圧ガスの保安に関する(ハ)を促進し、もって公共の安全を確保することを目的とする。】
イ | ロ | ハ | |
---|---|---|---|
(1) | 製造 | 消費 | 自主的な活動 |
(2) | 製造 | 生産 | 自主的な活動 |
(3) | 製造 | 消費 | 意識の向上 |
(4) | 取扱 | 生産 | 自主的な活動 |
(5) | 取扱 | 消費 | 意識の向上 |
正解 1
問2
高圧ガスの定義に関する次の記述のうち正しいものはどれか。
- イ,常用の温度において圧力が0.2メガパスカルとなる圧縮ガス(圧縮アセチレンガスを除く。)であって現にその圧力が0.2メガパスカルであり、かつ、温度35度において圧力が0.2メガパスカル未満となる圧縮ガスは、高圧ガスである。
- ロ,温度15度において圧力が0.2メガパスカルとなる圧縮アセチレンガスは、高圧ガスではない。
- ハ,常用の温度において圧力が0.2メガパスカル以上となる液化ガスであって現にその圧力が0.2メガパスカル以上である液化ガスは、高圧ガスである。
1、イ 2ハ、 3、イとロ 4、ロとハ 5、イとロとハ
正解 2
問3
特定高圧ガス消費者に関する次の記述のうち正しいものはどれか。
- イ,特定高圧ガス消費者は、消費をする特定高圧ガスの消費の方法を変更しようとするときは、あらかじめ、都道府県知事等の許可を受けなければならない。
- ロ,特定高圧ガス消費者は、経済産業省令で定める消費のための施設について、定期に、保安のための自主検査を行い、その検査記録を作成し、これを保存しなければならない。
- ハ,特定高圧ガス消費者は、特定高圧ガスの消費を廃止したときは、遅滞なく、その旨を都道府県知事等に届け出なければならない。
1、イ 2ハ、 3、イとロ 4、ロとハ 5、イとロとハ
正解 4
問4
液化酸素の特定高圧ガス消費者に係る技術上の基準に関する次の記述のうち正しいものはどれか。
- イ,事業所の境界線を明示すれば、当該事業所の外部から見やすいように警戒標を掲げる必要はない。
- ロ,消費設備に設けたバルブ又はコックには、作業員が当該バルブ又はコックを適切に操作することができるような措置を講ずること。
- ハ,消費設備に使用する材料は、ガスの種類、性状、温度。圧力等に応じ、当該設備の材料に及ぼす化学的影響及び物理的影響に対し、安全な化学的成分、機械的性質を有するものであること。
1、イ 2ハ、 3、イとロ 4、ロとハ 5、イとロとハ
正解 4
問5
液化酸素の特定高圧ガス消費者に係る技術上の基準に関する次の記述のうち正しいものはどれか。
- イ,消費設備に設けたバルブを操作する場合にバルブの材質。構造及び状態を勘案して過大な力を加えないよう必要な措置を講ずること。
- ロ,液化酸素の消費は、バルブ及び消費に使用する器具の石油類、油脂類その他可燃性の物を除去した後にすること。
- ハ,消費設備(配管及び所定の基礎を有する構造物上に設置されたものを除く。)の基礎は、不同沈下等により当該消費設備に有害なひずみが生じないようなものであること。
1、ロ 2ハ、 3、イとロ 4、イとハ 5、イとロとハ
正解 5
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